今度は愛妻家:作品を観た感想(21)

今度は愛妻家
★★★★ 妻が死んだとなったら、人が変わったようになってしまうのは、北見俊介は内弁慶だったのか。しかし、幽霊になっても北見俊介に会いに来た北見さくらは、北見俊介ことを本当に愛していたのですね。
こみち
2013年1月4日

今度は愛妻家
良作でした。薬師丸ひろ子さん・豊川悦司さん。主演の二人がまさにはまり役で、この作品を良作にしている要素の一つです。ストーリーは予想と違う展開が来て、こういうことか!と素直に騙されました。
映画感想メモ
2012年7月31日

今度は愛妻家
こんなにファンタジーな作品だとは想像していなかったので、ある意味意表をつかれた感じです。登場人物は物凄く限られていて、物語の状況を想像するには足りないくらいなんだけど、その分俊介とさくらの様々な出来事がクローズアップされて話の軸がぶれなくて見やすいです。ぐうたらなようだけど、俊介はしっかりと周りを見ていたんだなぁ、と思ったり、その割にさくらの事安心しすぎてたのかな?とか考えたり…。思ってる事はその時に伝えないと…。そんな風に感じた作品でした。俊介を演じる豊川悦司さんの演技、流石に光ってました。
ひばなのシネマの天地
2010年9月6日

【映画】今度は愛妻家
オカマの役を石橋蓮司さん、この人素晴らしいですね…!終盤は彼の言葉に号泣しまくりでした。登場人物は多くないけど、一人一人の存在を丁寧に描いているので、しっかり感情移入しながら見ることが出来ました。とにかく薬師丸ひろ子さんの、妻がすごく良いんです!可愛らしい。だから俊介は外で浮気しても離婚したくは無い…。男っていやねぇ〜。でも、本当に愛しているんです、妻の事を。終盤は泣きっぱなしでした。正直こんなに泣けるものかと。これは映画館で観てたら大変なことになっていた!!! こういう作品がもと評価されて欲しい。
☆紅茶屋ロンド☆
2010年9月5日

『今度は愛妻家』 (2009)
薬師丸ひろ子と豊川悦治の夫婦のお話ですが、2つの時系列を行ったり来たりしながらの描写になっています。近ごろ流行りの演出ですね。で、それがどうも…。スッキリしてなくても意味をもっと持たせてくれれば、納得も出来たりするんだけれど、そこらへんの整理が洗練されていないんで、ヤモヤさせられるだけで終わってしまっている。小道具とか、ちょっとしたシャレたセリフなどを駆使して、こちらを混乱させてくれれば、わかったときに爽快感みたいなものが生まれるんだろうけれど、流行だから時系列弄られても、嬉しくも面白くもなかった。
よーじっくのここちいい空間
2010年2月28日

今度は愛妻家
★★★★★ この映画には、戯曲の映画化という点と、ストーリーをもっとシンプルにすべきではないかという点で問題があるかもしれませんが、意表を突くストーリーば抜群に面白く、また豊川悦司と薬師丸ひろ子とが実にうってつけの役柄についていて魅力的であり、そんな問題点などマッタク気にならず、結局は大層感動しました。
映画的・絵画的・音楽的
2010年2月14日

今度は愛妻家・・・・・評価額1700円
★★★★ 女性による男性への冷静な視線と願望が織り交ざったキャラクターを、豊川悦司が演じることで、なんとも魅力的な主人公のキャラクターが出来上がった。非常に凝った構造を持つ物語に対する、行定監督の演出もとても細やかで丁寧だ。前半部分には、物語上だけでなく、演出的にも後半にかかる様々な仕掛けが施されており、それが観客に微妙な違和感を残してゆく。妻のさくらを演じる薬師丸ひろ子を、何とキュートに撮っている事か。これは夫婦の愛を描いた切ないラブストーリーであり、同時に一つの家族の形を描いた暖かいファンタジーでもある。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2010年2月4日

今度は愛妻家
夫婦の会話がとても楽しかったです。ドジながらも甲斐甲斐しく北見の世話を焼こうとするさくら。そんなおっちょこちょいなさくらに冷たい態度を取りつつも、心の中では安心している北見。特にさくらの愛情いっぱいの行動には観ている方もニッコリしてしまいます。そして、そのシーンが印象的なだけに、その後の展開には泣かされました。それにしても役者さんが最高でした。それぞれにキャラクターをしっかりと演じていて安心して観れました。切ない展開だったのですけど、心の平和を取り戻した北見の姿に、ちょっと心が静かになった気がした1本。
とりあえず、コメントです
2010年1月31日

「今度は愛妻家」
★★★★ 薬師丸ひろ子がとてもキュートで素敵。いい歳なのにいつまでもチャーミングで、どこかにあどけなさを残す雰囲気が作品にマッチしている。出色なのは、おかまの文ちゃんを演じる石橋蓮司の演技。見事に作品の中に溶け込んで主演者たちをサポートしている。蘭子と誠の恋愛話がやや煩わしいが、これを取っ払ってしまうと物語が寂しくなる。くたびれかけた俊介・さくら夫婦に対する表裏の関係を示している。10年連れ添って子供がない夫婦に、まだ結婚していないのに子供が出来た若いカップル、と対照的だ。夫婦間に少し倦怠感が漂い始めた方たちにお奨め。
お楽しみはココからだ
2010年1月29日

今度は愛妻家
★★★ この映画は喪失感だけでなく、思い遣りの物語でもある。俊介ばかりか文ちゃんらも観客を騙している。文ちゃんほど思い遣りのある人はいない。さくらは俊介以外の人と会わないし、しゃべらない。けれど、俊介は1年前のさくらと一緒に行った沖縄旅行の時のことを本当に悔いてさくらを愛していたと確信できたのだろうか。さくらがいたら、やっぱり以前と変わらないまま、さくらをないがしろし続けているのではないか。後の祭り。だから、俊介が撮ったさくらの最後の写真は後ろ姿。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年1月24日

「今度は愛妻家」大切な人にありがとうと言いたくなる
★★★★ 途中から、あれれ、なんか違う展開で一気に切なくなる。豊川悦司は他人からの愛情は溢れてくるとでも勘違いしてるお気楽人間、薬師丸ひろ子演じる妻のさくらは、たぶん相手のちょっとした事にも喜べるようなタイプで、「分かってくれないかなぁ」などとため息をつく、そのあたりの演技と演出はうまい。後悔しない人生なんて無いのだろうが、それでも僅かなことで喜ぶ姿を知りながら、日々雑事にかまけてそんな大切なことをいかにないがしろにしているか考えてしまう。大がかりな作品ではないけれどしみじみなかなか良い作品だった。
soramove
2010年1月22日

『今度は愛妻家』 今度とは今年のことだ!
薬師丸ひろ子さんが演じる妻は、健康オタクで少々うっとうしい。「リコピンが入っているから」とトマトを持って夫を追い回す。豊川悦司演じる夫は食事を早々に切り上げて背を向けてしまう。夫の気持ちももっともではあるのだが、妻は善意で行動しているのだから、夫の方が分が悪い。カップルで観たら、男性はトボトボと帰ることになろう。私の連れは早々と先が読めてしまい、序盤から号泣モード。片や私は漫然と観ていて、途中からポカーン。本作は、先に泣いたもん勝ちである。
映画のブログ
2010年1月21日

*今度は愛妻家*
久々に号泣しました。奥さん好きな人が出来たからって出てくし、ほーら、やっぱりね・・なんて思ってましたらその後、まったく予想もつかなかった展開に…。この作品は途中からこの夫婦の物語を並行して助手とその彼女のことも描かれていきます。けっこう比重が大きくて途中あらそれであの夫婦は?って思うほど。しかもこちらはイマドキのカップルっぽくて女の子が肉食系で男の子が草食系で、メインの夫婦とは異なる感じでした。でもこのエピが後半になってすごく大きなものとなり、夫婦のことを引き立てていくのでした。
Cartouche
2010年1月20日

【今度は愛妻家】
参りました。涙ボロボロですー。前半は無神経な言葉を放つ俊介にイライラしっぱなし。時折変なシーンがあって「ん?何?」って思いながらストーリーが進むと忘れていった。別れを告げられてベランダで最後の写真を撮る俊介。この時の俊介の表情、カメラを持つ手があまりにも優しげで、さくらを見つける目が愛情に溢れていて泣けてきた。かなり衝撃的、そして感動的! クリスマスの当日、四人での言い争いと若い二人の恋愛が少し短くして濃くした方が気持ちが入りっぱなしだったと思う。とっても温かい作品。すごく良かった。オススメです!!
日々のつぶやき
2010年1月19日

今度は愛妻家
これは見事にやられた〜って感じのハートフルな感動作。僕も長年連れ添った連れがいて、数年前に病気で障害を持ってしまい、ずうっと大事にしているつもりが、最近はたまにイライラしてしまったりけんかしたり。そんな僕には特に胸に沁みる作品だった。もう反省しきり。ちょっとしたイライラで2人とも重くなるより、我慢できる事は我慢して人にやさしくしなきゃ。やっぱり毎日笑顔で過ごせる事が一番だ。それにしても薬師丸ひろ子さんの可愛らしさ、豊川悦司さんのかっこよさは色あせず。でもこの映画ではオカマ役の石橋蓮司さんがとても良かった。
映画君の毎日
2010年1月19日

今度は愛妻家
いつまでもフレッシュな笑顔のステキな薬師丸ひろ子さん。男の色気を感じさせる豊川悦司さん。偶然お二人とも離婚しているから結婚生活については現実的なものを理解しているのでしょう。息の合った夫婦で、こんな会話ある、わかると画面に笑いが浮かびます。結婚当時にいったことを守らない。この先どうするの?これからどうするつもり? 女性には特に「そうよ、わかる!」の連続かも…。夫婦のやりとりがメインなんだけど石橋蓮司さんに私はおどろきました。助演男優賞を日本アカデミー賞に推薦したいかんじ。
なりゆき散策日記
2010年1月15日

今度は愛妻家 妻と一緒に見ても大丈夫なのかっ・・・( ̄ω ̄;)エートォ...
薬師丸ひろ子は、なんともナチュラルで、時にコミカルに時に切ない妻を、素敵に見事に壮絶に演じていた。男がややもすれば気付かない(あえて気付かないようにしているのかも)長年連れ添った夫婦の「日常の幸せ」を、非情な手法で浮かび上がらせている。監督はかなりあくどい。演出上なのか途中のグダグダも含めて、あとで振り返れば、ものすごく残酷なプロットの組み立てで、「日常の幸せ」を思い知らす、かなり酷い。妻とこの映画を観ることをかなりビビっていた俺やけど、見終わったあとは、「そうやんな」と、心の奥の火が僅かながら大きくなった気がした。
労組書記長社労士のブログ
2010年1月15日

『今度は愛妻家』 試写会鑑賞
★★★ 豊川悦司と薬師丸ひろ子が役にすごくよく合っていて、この夫婦のコンビがとてもよかったです。俊介とさくらの掛け合いが軽快で笑えます。妻をないがしろにする俊介、妻に軽口をたたく俊介。さくらは全くめげないところがとても可愛らしいんですよ。冒頭、笑いながら観たシーン。二度目に声つきで流れた時にはとても切なくて涙がでてきてしまいました。正直、水川あさみ演じる吉沢蘭子は邪魔でした。俊介とさくらのようになってしまう前に、一緒にいる時に、大切な人を大切にしていかないと、大事な言葉はきちんと伝えないと、そう強く思わされる作品でした。
映画な日々。読書な日々。
2010年1月14日

今度は愛妻家(試写会)
★★★★ 石橋蓮司のオカマ役には驚きました。周囲を活性化させる「カンフル剤」として、出演者の中では一番いい味を出していたと思います。序盤は夫婦漫才にも思える俊介とさくらの言葉のやり取りがテンポ良く、笑えるシーンも結構あり、中盤以降になると、なぜ俊介がカメラを置くようになったのか、さくらがどうして家を出るようになったのかなどが紐解かれていきます。予想していなかった大どんでん返しの結末だったため、とても見ごたえがありました。その中で、濱田岳、水川あさみのサイドストーリーが比較的長く、「蛇足」っぽい印象を受けてしまった。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2010年1月13日

『今度は愛妻家』(2009)/日本
★★★ 今まで散々取り上げてきたテーマではありますが、その見せ方を、だんだん薄皮を剥ぐように明かしていくのは、なるほどと感じます。それをさらによく見せているのは、薬師丸さんのちょっとトボけた雰囲気だったり、トヨエツの自分自身への「演技」だったり、石橋蓮司さんの年季が入った言葉だったり…。そのやり取りで、この映画を引きたてているようにも思います。演技を観る映画ですね。サイドストーリーとして展開される、濱田くんと水川さんの話もありました。比較としてはあってもいいんだけどちょっと長かったかな。
NiceOne!!
2010年1月11日

今度は愛妻家
★★★ いきなり沖縄旅行のシーンからスタートしますが、自宅に戻ってからの夫婦生活も旅行中と全く同じ。そこには何か違和感が漂っています。1年後にさくらは俊介との離婚を決意して出て行くのですが、彼女が言ったセリフが「私たちは1年前にもう終わっていたのよ」でした。薬師丸ひろ子のハマリ具合はある意味納得です。豊川悦司もズボラで自堕落でありながらカッコ悪くなりすぎない、人間臭い芝居に好感が持てました。しかし…サイドストーリーの蘭子と誠の恋愛話に何故ここまで時間が割かれ、クローズアップされなくてはならないのかが良く解りません。
LOVE Cinemas 調布
2010年1月10日


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