苦い蜜 消えたレコード:作品を観た感想(3)

苦い蜜 〜消えたレコード〜
ひとつの部屋で繰り広げられる舞台のような感じでしょうか。題材は良さそうなのですがオチが完結したとしても…。登場人物にレコード会社の前社長(故)と元社長が出てくるのですが、現社長のワイロの話はなくても…。くす玉作ったのって誰でしたっけ? この手の話だとキサラギをどうしても思い出してしまい比べてしまいます。キサラギは緻密に練られたシナリオが素晴らしかった。・・あと登場人物が多すぎる。キサラギぐらいがちょうどいい。
単館系
2010年5月6日

苦い蜜
★★ その余りの演劇仕立ての映画の作り方には酷く違和感を覚えるばかりでした。なにしろ、ビートルズ・バーの内部という大変狭い空間内を、登場人物が皆とてつもなく大きな声を張り上げながら動き回るという"新劇調"そのものなのです。事件それ自体は単なる窃盗であって、マア議論すること自体はかまいませんが、100分にもわたって同じ場面を見せられる観客はたまったものではありません。とはいえ、池上季実子や高橋ひとみ等の元気な姿を見ることが出来たのは収穫でした。
映画的・絵画的・音楽的
2010年5月4日

苦い蜜 〜消えたレコード〜
探偵の三影がやって来て常連客と推理論争になるのだけれど、何か複雑に仕掛けられているようで滑っている感じが否めない。柚木は自殺とされたが、三影は自殺ではなく事故死だという。この違いの意味がよく分からない。芸能プロダクションの大株主の目玉をなぜ社長の佐藤が知らないのか、目玉はなぜトイレに長い時間いたのかが分からない。そもそも死人に口なしの手口は安易すぎる。これ、同じ監督の[十三通目の手紙]の焼き直しらしいけれど、神と宗教の違いなど鼻白むような"哲学論争"まであり、最後まで滑っていた。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年4月22日

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