歌え!ジャニス・ジョプリンのように


★★★★
[ストーリー] 感動 笑い ほのぼの 音楽ダンス

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監督:サミュエル・ベンシェトリ アスファルト
出演者:
セルジ・ロペス シェフと素顔と、おいしい時間 パンズ・ラビリンス 堕天使のパスポート 幸福なラザロ

マリー・トランティニャン 主婦マリーがしたこと

フランソワ・クリューゼ 最強のふたり ラウンド・ミッドナイト 主婦マリーがしたこと

クリストフ・ランベールジャン=ルイ・トランティニャンアンパロ・ソレル・レアル

あらすじ:
平凡な毎日を送っていた主婦ブリジットは、夫パブロの保険金詐欺の穴を埋めるため、ジャニス・ジョプリン崇拝者の従弟レオンの遺産を狙おうとジャニスに扮することに。 ところが事態は思わぬ展開に! ヒューマンドラマ。 ≪ジャニスを歌う、私は輝く。≫

≪「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」を楽しむために:ジャニス・ジョプリンとは≫
 無垢な、あまりに無垢な魂を持った薄倖の女性シンガー、ジャニス・ジョプリン。 あまりにも無防備で純粋な生き方と壮絶なまでに情熱的な歌声とは、死後30年以上もたつ今も、変わらぬ存在感で輝き、人々を惹きつけてやまない。 本作の主人公ブリジットが求め続けた<本当の自分>を、彼女ほど貫き通した人はいない。
 67年8月、モンタレー・ポップ・フェスティバルに出演。 ジミ・ヘンドリックス、オーティス・レディング、ザ・フーなどが出演し、最初の大規模な野外ロック・フェスティバルとして知られるこのイベントで彼女の壮絶なステージは数万の観客に大きなインパクトを与え、大反響を巻き起こした。 「Time」誌は数多くの出演者の中から、まだレコード・デビューもしていない無名のジャニスだけを取り上げ絶賛した。 CBSコロンビアの社長は演奏終了後すぐレコード契約の話を持ちかけた。 足を踏み鳴らし、ありったけの感情をぶちまけ、全身から絞り出すように絶叫し、自らの生き様を真正面からぶつけてくる彼女のようなシンガーは、他に誰もいなかったのである。
 実質的なデビュー・アルバムとなった「チープ・スリル」は68年8月にリリースされ全米1位を記録。 しかしホールディング・カンパニーからの脱退、激変する環境、私生活のトラブル、周囲からの際限のないプレッシャーに、次第に彼女は孤立を深め、酒とドラッグにのめりこんでいく。
 69年には伝説的なウッドストック・フェスティバルに出演、同年10月に初ソロ作「コズミック・ブルース」を発表。 70年、彼女は新作「パール」のレコーディングに入るが、アルバム完成を間近に控えた10月4日、ヘロインの過剰摂取が原因で急死。 享年27歳だった。 なお主役不在のままアルバムは完成、71年にリリースされ、全米1位を記録した。
ジャニスは、ただ単に歌がうまいヴォーカリストというだけではなかった。 その歌にはまったく嘘偽りがなく、つねに彼女という人間の魂がくっきりと刻み込まれていた。 本作の主人公、ブリジットが引き継いだのは、そんなジャニスの魂なのである。  (小野島大:音楽評論家)

2003年製作 仏・スペイン (104 min)
原題:JANIS ET JOHN
配給:ギャガ・コミュニケーションズ、東京テアトル

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