ドクちゃん ―フジとサクラにつなぐ愛―

5月3日より新宿ピカデリー他全国順次公開中
★★★
[ストーリー] ほのぼの

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監督:川畑耕平
出演者:
(グエン・ドク、フジ、サクラ、トゥエン、ホァン、他)

あらすじ:
ベトナム戦争の被害者である結合双生児「ベトちゃん、ドクちゃん」には、かつて日本でも支援の輪が広がりました。 現在43歳になるドクさんは、結婚18年目の妻トゥエンさん、双子のフジくんとサクラさん、義母との生活を支える大黒柱。 しかし、体調は不安定で入退院を繰り返しています。 実母・実父・姉・亡兄ベトへの思い、日本との関係、今も続く戦争や枯葉剤の影響を、我が子へ語り継ぐドキュメンタリー。

戦争を知らない世代に平和の尊さを教えることは、たとえ親子であってもなかなか難しいことが分かります。 亡き兄ベトさんの分まで精一杯がんばって生きているドクさんの父親としての顔、有名な結合双生児としての役割を兄の分まで果たす活動家としての姿が映し出されます。

【「ベトちゃん(兄)、ドクちゃん(弟)」について】
1981年、ベトナム戦争(1961〜75年)時に米軍の枯葉剤が大量に散布された地域の保健所で、上半身が2つ、下半身が1つの結合双生児として出生。 両親は離婚(父・母・姉とは別居)。 1986年、ベトが危篤状態となり、日本赤十字病院の医師団がベトナムへ向かい、日本に搬送され日赤病院で集中治療を受ける。 1988年、ホーチミン市でベトナム人医師と日本人医師チームによる15時間以上もの大手術が行われ、ベトに左足、ドクに右足を残す分離手術が成功。 ドクは日本でリハビリを受けるが、ベトは脳障害により寝たきりの状態が続く。 2003年、ドクは職業訓練を受け、ツーズー産婦人科病院の職員となる。 2006年、ドクは妻テュエンと結婚。 2007年、ベト死亡。 2009年、ドク夫婦に双子(長男フジ、長女サクラ)が誕生。 2017年、ドクは広島国際大学客員教授に就任。 現在も一家でベトナム在住。  ≪資料提供:ギグリーボックス≫

2024年製作 日 (73 min)
配給:ギグリーボックス

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