グッドナイト&グッドラック


★★★★★
[ストーリー] 音楽ダンス

作品を観た感想 (3)

監督:ジョージ・クルーニー スーパー・チューズデー 正義を売った日 コンフェッション ミケランジェロ・プロジェクト かけひきは、恋のはじまり
出演者:
デヴィッド・ストラザーン ボーン・アルティメイタム ノマドランド ショコラーデ スニーカーズ

ジョージ・クルーニー パーフェクトストーム ソラリス マイレージ・マイライフ フィクサー

ロバート・ダウニー・Jr. オッペンハイマー アイアンマン アイアンマン3 アベンジャーズ

パトリシア・クラークソンレイ・ワイズフランク・ランジェラジェフ・ダニエルズ

あらすじ:
1950年代、米ソ冷戦下のアメリカ。 共産党員を告発するという建前のもと、マッカーシー上院議員による“赤狩り”が数千人に及ぶ国民から職を奪い恐怖が全米を覆っていた。 マスコミが報復を恐れ批判を控える中、言葉を武器に権力に立ち向かった国民的ニュース・キャスター<エド・マロー>と若き記者たちの熱き6ヶ月を描く実話社会派ドラマ。

ヴェネチア映画祭主演男優賞・脚本賞・国際批評家連盟賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー作品賞、他

放送ジャーナリズムの父と呼ばれるエド・マロー。 ニュースキャスターとしてのそのレベルの高さを、ベテラン俳優デヴィッド・ストラザーンが完璧に演じ切っています。 全編を通して、情熱と、静かな緊迫感に満ちた作品です。

≪グッドナイト&グッドラックを楽しむために≫
【エド・マロー(本名:エドワード・R・マロー)】 1930年代後半から50年代にかけて全米で最も高い人気を誇った伝説のニュース・キャスター。 死後すでに40年以上が経過しているにもかかわらず、その名声は今なお、アメリカ放送史の中で燦然と輝き続け、彼を信奉するジャーナリストは後を断たない。

<テレビ史に金字塔を打ち立てた『シー・イット・ナウ』>
 1951年、マローとフレッド・フレンドリー(本作ではジョージ・クルーニーが演じている)がタッグを組んだニュース番組『シー・イット・ナウ』がスタート。 本作で描かれるマッカーシー上院議員との対決をはじめ、朝鮮戦争の現実、冷戦下のベルリン、アメリカ国内の市民権問題など、時事問題に真っ向から取り組んだこの番組は、現代の報道番組の礎を築いたとして、今も高い評価を受けている。
 『シー・イット・ナウ』は、CBSが“報道のCBS”と呼ばれるようになるほどの大成功を収め、多くの視聴者に信頼された番組だった。 しかし、権力と対峙するジャーナリズムを追及しようとするマローたちと、商業放送としての利益を優先させるCBS経営陣の間では、次第に意見の食い違いが目立つようになっていく。 加えて、50年代の後半、テレビ業界の主流がクイズ番組をはじめとする娯楽系へと移行していったことも逆風となり、『シー・イット・ナウ』の放送は、55年には不定時に、そして58年、ついに終焉を迎える。

<『シー・イット・ナウ』終了から3ヵ月後>
 1958年、マローはシカゴで行われた報道番組制作者協会において、テレビ・ジャーナリズムの退廃を憂えるスピーチを行う(この模様は、本作の冒頭と最後に挿入されている)。 この演説は、CBS経営陣との溝を決定的にした。 以降、マローはジャーナリストとしての活躍の場を追われ、失意の日々を過ごすことになる。
 1960年、『シー・イット・ナウ』の後番組『CBSリポート』で再びフレンドリーと組んだマローは、移動農場労働者の問題を扱った『恥辱の収穫』という番組を手がけ、アメリカ社会に問題提起を行うことに成功するが、これが最後のテレビ出演となった。
 翌年、大統領就任直後のジョン・F・ケネディ自らマローに要請し、米国広報・文化交流庁(USIA)長官に就任。
 65年、癌によって57歳の若さで帰らぬ人となる。

 1983年、マローはエスクァイア誌によって“アメリカの歴史を変えた50人”に選ばれ、90年にはライフ誌の「20世紀のアメリカで最も重要な100人」に選ばれる。 また、94年には彼の肖像がジャーナリストとしては初の記念切手となってアメリカで発行されている。

<マローのもう一つの顔『パーソン・トゥ・パーソン』>
 『シー・イット・ナウ』と平行して、マローは『パーソン・トゥ・パーソン』という有名人へのインタビュー番組も手がけていた。 上院議員だったケネディ大統領夫妻、マリリン・モンロー、フランク・シナトラ、マリア・カラスなどが出演したこの番組の人気は高く、視聴率では『シー・イット・ナウ』を凌ぐCBSの看板番組であった。 しかし一部では、ニュースキャスターが大衆向けのインタビュー番組を担当するこぎ...

2005年製作 米 (93 min)
原題:GOOD NIGHT, AND GOOD LUCK.

作品を観た感想 (3)

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