コッポラの胡蝶の夢:作品を観た感想(7)

*コッポラの胡蝶の夢*
1938年のときからの因果というか縁が続きヴェロニカに出会ったこと。彼女と恋に落ちるシーンは美しく切ないです。そのあたりにポイントがあり、ずっと昔の女性が一生忘れられないことやコッポラの東洋思想や諦観念とかが絡んでいると思うけれど、何か釈然としないものが残ってしまい、実に惜しいです。原語の起源や人類のはじまり、輪廻転生…人間最後の瞬間に自分の一生を振り返って思うこと。それらが少々抽象的に描かれていた。それにしても映像が美しい!! マイナーな美を撮りつつも画面構成は正攻法でどっしりなので安定感があり、クラシカルでもあります。
Cartouche
2010年5月27日

コッポラの胡蝶の夢
展開にグイグイ引き込まれて,おもしろかった。が,よくわからなかった。かなり観念的な映画で,コッポラの面目躍如というところです。コッポラが「観客は一度理解できないと,その作品は失敗だととらえる。だが映画というのは偉大な文学のようにあるべきなんだ。たった一度観ただけで消費されるものではないと思っているよ」 と言っているが,[地獄の黙示録]のように何度も観て,その都度新しい発見ができるような深い作品のようです。
EURISKO2005
2010年2月17日

mini review 09380「コッポラの胡蝶の夢」
★★★★ 永遠に回帰するものはどこにあるのか?ドミニクは突然変異のミュータントなのか?時を超え、未来が見通せるのか?不老不死を手に入れたのか?ミルチャ・エリアーデは、ドミニクに残酷な試練を与える。ドミニクは、はたして現実に生きていたのか、それともうたかたの夢を見ていたのか。26歳から101歳まで、ドミニク役のティム・ロスは見事に演じている。たぶん、この作品はコッポラがアイコンのように映像に刻み付けたシンボルやイメージを、瞼に再現することになるだろうという予感がする。
サーカスな日々
2009年8月25日

愛なき情熱 「胡蝶の夢」
エンディング以外は面白かった。 それほど難解だとも思わない。 言語の起源や人類の始まりにまで旅をしてきて、 この先にあるのが水爆やミュータントという発想が微妙にカワイイ。 古典もSFも一線上に繋げてしまうことは好意的に評価する。 こういう原作を取り上げたコッポラのアンテナも鈍っていないように思う。 映像も美しいし、 とくに冷めるような部分もなかったのだが 特別の驚きもなかった気がする。
シネマ走り書き
2009年3月29日

コッポラの胡蝶の夢
邦題からして小難しい内容だろうと予想はしていましたが、案の定難しい内容でした。邦題の胡蝶の夢ってのは、荘子の代表的な説話で、この世の生のはかなさを説いています。なので、この邦題からしてだいたいのラストは予想できますが、1回観ただけでは、理解できなかった。アレクサンドラ・マリア・ララは今作でも綺麗でした。今作では難しい役柄を見事に演じていて、ますます好きになりました。
だらだら無気力ブログ
2009年3月3日

コッポラの胡蝶の夢(2007米)
一人の男性の幻想的ラブロマン、観てるだけで、うっとりします。「胡蝶の夢」は"無為自然"の荘子の思想を説明する話らしい。とすると、これは映画全体のテーマなのか。漠然とは分かりますが、深そうで、私は全部を理解できていない気がします。2時間最上級の映像と音楽で、迷宮に迷い込むのも悪くないです。
CINEPHILIA〜映画愛好症〜
2008年9月29日

コッポラの胡蝶の夢
★★★★ 夢のような若返り。完成できなかった研究が続けられる!若き日の恋のあやまちも、後悔したままでは済まさない! 全て「老い」た今だからこその内容で、古臭いだけではない。深い…原作者の才能と、監督の才能を活かし合ったって感じ。
映画初日鑑賞妻
2008年9月7日


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