刑事コロンボ 完全版11:作品を観た感想(2)

いつか来た道
「刑事コロンボ/第三の終章」は面白い。これまで取り上げてきた一連の刑事コロンボ作品においては、共犯者はいても彼らは殺人行為自体を請け負うことはなかった。せいぜいがアリバイ工作の一助を担う程度の役割。本作では共犯者が殺人行為を犯す。共犯者と被害者に接点は無く、その白紙の関係に真犯人が思い通りの絵図を描くことができるならば、警察捜査陣を誤った真相へと導くことだろう。
MESCALINE DRIVE
2008年9月18日

砂漠とコーラ
「刑事コロンボ/意識の下の映像」本作が扱うのはサブリミナル効果。これは物理や化学のように条件が揃えば必ず同じ実験結果が得られるものではなく、被験者の反応に対するパーセンテージに変化があると云ったもの。殺人計画に不確実な要素を入れている点で、私は最初に観たときに本作を評価しなかった。しかし、特色はサブリミナル効果にあるが、犯行を確定するのは凶器の特定にあることに、二度目に観たときに遅まき乍ら気付いた。
MESCALINE DRIVE
2008年9月17日

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