レッド・ファミリー:作品を観た感想(12)

レッド・ファミリー
シリアス&コメディタッチで中途半端感はあるけれど、工作員やスパイであろうとも、「家族」というもののありがたさを痛感する作品になっていました。いがみ合う隣の家族だけど、それをみて「家族」の絆、家族のありがたみが、人間的に伝わってくる。コミカルでもありシニカルな作品でした。
いやいやえん
2015年5月26日

『レッド・ファミリー』 映画@見取り八段
キム・ギドク脚本は、もっと毒々しく突き刺さるかと予想していたけれども思っていたよりはライト。見終わって自分の贅沢さについてしみじみと考える。家族がいる幸せ。世界にはそれさえも取り上げられる人たちがいる。かの国の根底にずっと流れている重さをズッシり感じ取る秀作。
映画@見取り八段
2015年5月6日

レッド・ファミリー/争えるのも自由だから
劇中のテレビに同じキム・ギドクが製作総指揮と脚本を務めた『プンサンケ』が流れてたけれど、あちらは同じ南北問題を描いているとはいえこの作品とはガラッと違う厳しさが前面の作品。合わせて観てみるとまた面白いと思う。
MOVIE BOYS
2014年11月14日

『レッド・ファミリー』('14初鑑賞71・劇場)
★★★★ ちょっとコメディの要素も入った作品です。韓国映画らしく、殴る・蹴るといった暴力描写も相変らずエゲツナイです。ですが、クライマックスの船上での場面は胸が締め付けられそうになります。そうそう何度も観たいとは思いませんが、観て、損はない作品だと思います。
みはいる・BのB
2014年11月2日

レッド・ファミリー〜イムジン河水清く
★★★ スンヘがストレスから功を焦り、大失態するが、それを咎めたオヤジもあの家族皆殺しという政治的に無意味な懲罰をベクらに課すのは「忌々しい」という感情のストレス発散のためのように見える。オープニングはなかなか素敵だ。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年10月16日

レッド・ファミリー
隣の家族との触れ合いなどクスっとなる場面もありますが、マジなお話です。ラストの船上でのシーンにはボロボロに泣いてしまいました。
はるみのひとり言
2014年10月11日

ギドク脚本作  『レッド・ファミリー』 不可能だと知りつつ夢見ること
最初はやや滑稽に、最後は大泣き泣かせる展開で描いている。ギドク作品にはありがちだが、色々とツッコミどころも多い映画である。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2014年10月11日

「レッド・ファミリー」☆アリランを歌おう
もっとコメディ色が強いのかと思ったら、案外大真面目だった。ラストの止めようにも溢れ出る涙が抑えられず。国内で紛争の絶えない国の人にも、隣国と揉めている国のひとにも、ご近所でトラブルを起こしている人にも、夫と離婚しかかっている人にも、友達と仲たがいしている人にも、是非とも観て欲しい作品なのだ。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2014年10月9日

レッド・ファミリー
★★★★ 娘役の子が、なかなかに可愛かった。コメディ要素は思ったより少な目で、サスペンス的要素の方が強くて見応えあった。外では理想に思えるような仲の良い家族を演じつつ、アジトの家に戻ると一転班長である妻役のベクを頂点とするスパイグループに戻り、暗殺などの任務につくという設定は、本当にありそうだなぁと思いつつ興味深く観られた。
だらだら無気力ブログ!
2014年10月9日

レッド・ファミリー
あまりにも厳しい現実にとても笑ってはいられない心持に…そして迎える切な悲しい工作員たちの過酷な結末に涙腺が決壊し。終盤での船上での工作員4人による隣人の怒鳴り合いの丸パクリの行は、胸も心も押し潰されるくらいやるせないものがあってホントに素晴らしい。南北統一という韓国が抱える問題、イデオロギーの中で生まれる疑問とアイデンティティ、そして相互理解、家族愛とメッセージ性にあふれ、重くなりがちなテーマを軽いコメディタッチで緩和した、一筋縄ではいかない素晴らしい作品。ミンジ役のパク・ソヨンがどことなく成海璃子に似ててカワイイく、存在感もあって強く印象に残った。
風情♪の不安多事な冒険 Part.5
2014年10月5日

「レッド・ファミリー」(東京国際映画祭2013)
役者は実力派揃い。キム・ユミは言うに及ばず、娘役のパク・ソヨンも頑張ってた。この作品は、決して北朝鮮を偽悪的に描くのではなく、「家族」という部分に焦点を当て、「家族」を思う気持ちは北も南も変わらない。もっと言えば人間である限り変わらない、という、ヒューマニズムを問い直す作品だった。プロパガンダでも何でもなく、純粋に融和したいというその気持ちを感じる事ができた。
ここなつ映画レビュー
2014年10月2日

『レッド・ファミリー』(オンライン試写)
なかなか面白かった。感動という感じではなかったけれど、やっぱり泣いてしまった。どこまで本当で、どこから創作なのか不明だけど、その辺り韓国映画らしいクドさで描いているので、いい意味でリアルさがなく、あくまで作りモノとして楽しむことができた。韓国映画のバイオレンス過ぎる感じが苦手な身としては、クスッという視点で見ることが出来て良かった。南北問題を描いた作品は見たいけれど、暴力的過ぎたり重すぎるのは苦手という方おススメ!
・*・ etoile ・*・
2014年9月21日


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