アバウト・レイ 16歳の決断:作品を観た感想(5)

「アバウト・レイ 16歳の決断」@スペースFS汐留
物語全体に起伏が乏しく、面白く出来る題材を無難に描いてしまった印象だが、トランスジェンダーの方が本作を見ると共感するのかもしれない。
新・辛口映画館
2019年4月6日

「アバウト・レイ 16歳の決断」
★★★ お話としては、刺激的な題材にしては、小品っぽくまとまった感じが。普通にやったら、そうなるのかな。
或る日の出来事
2019年4月2日

映画評「アバウト・レイ 16歳の決断」
★★★ 性同一性障害の問題より、性同一性障害の問題を巡って家族が葛藤を乗り越えて一体となっていく様子を描いたホームドラマ、と言える気がする。しかし、お話のトリガーを今日でも未だセンセーショナルと言える問題にしながら、結論もしくは主題が普遍的すぎるため腰砕けになった感も否めない。寧ろ曖昧さを残した方が良かった。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2019年3月22日

アバウト・レイ 16歳の決断
★★★★ 異様な家族だが、それを興味本位で描くのではなく、また性的少数者を社会派的な視点で描くのでもなく、ごく当たり前の人間の属性としてヒューマンで面白いドラマ仕立てにしているのが見事である。3人の女優の競演は、始終涙と笑いを誘うのだが、完成度は極めて高いと思う。どうしてもテーマに奉仕するというか美化する作品になってしまいがちだが、ディテールがしっかりと描き、丁寧な演技で見せることで、地に足のついた確実で誠実な仕上がりとなっている。最近のエル・ファニングちゃんは、ワイルドかつ繊細な身のこなしや、スケボーを操る中性的な姿は、見惚れてしまうレベルの演技力ですね。
映画に夢中
2018年3月18日

「アバウト・レイ 16歳の決断」:今という時代の証言
エルは男の子のしゃべり方やしぐさや顔つきから腋毛(特殊メイクか?)まで、覚悟の演技を見せていきます。ナオミは複雑な事態に立ち向かう母の心の揺れや深い愛情を繊細に演じ切ります。「時代の証言」みたいな映画でもあります。なかなか辛口のお話ではあるのですが、ラストのやさしさ、暖かさに救われます。軽く感動できるような、チャーミングなラストなのでした。
大江戸時夫の東京温度
2018年2月18日

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