ダイ・ハード:作品を観た感想(4)

『ダイ・ハード』 (1988)
本作以前と以後で歴史を変えた、といっても過言ではあるまい。その影響力は凄まじく、正統な続編を含む数々の亜流を生み出した。がしかし、いまだに本作を越える作品が出現していない点が、本作の偉大さを雄弁に物語っていよう。本作がアクション映画の金字塔として揺るがぬ要因は、何といっても脚本の素晴らしさが挙げられよう。“VS役立たずのインテリ&官僚”という対立構図がバッチリ決まり、観る者の庶民感情を刺激し大いに盛り上げてくれる。スパッとキレのいい幕切れがまた最高にシャレている。それまで大味であったアクション映画に、緻密な脚本と役者陣の快演が合致した奇跡のような本作。
相木悟の映画評
2014年9月25日

「ダイ・ハード」 ガテン系ヒーロー
1作目はおもしろいですね!本作で登場したジョン・マクレーンは、それまでのスタローンやシュワルツェネッガーが演じていたマッチョ系のアクション・ヒーローとは一味違っていた印象があります。ジョン・マクレーンの相手となるのが、アラン・リックマン演じるハンス・グルーバーですが、彼はマクレーンとは好対照でインテリの風情。インテリで冷酷なところが、マクレーンのキャラクターを際立たせることにもつながり、このキャラクター造形も新しかったような気がします。
はらやんの映画徒然草
2013年11月12日

ダイ・ハード
純粋な娯楽作品として本当によく出来ている作品だと思います。1作目が一番テンポがよく、ストーリーに無駄がないです。マクレーン刑事とテロリストとの戦いは、やっぱりワクワクさせられてしまう。ぼやきながらってところがユーモアを醸し出しててシリアス一辺倒じゃないのもいい。また、悪役のアラン・リックマンさんがカッコイイのである。せかせかちょこちょこ走り回ってかく乱するジョンへの地味ながら効果的なガラス攻撃だとか、爆発だとか、格闘とか、屋上からジャンプとか見せ場もちゃんとあり、派手。やっぱりめちゃんこ面白かったです!
いやいやえん
2013年11月6日

ダイ・ハード
年とともに段々荒唐無稽になっていくアクションシーンとくらべて、この映画のウィリスは若い分、アクションもリアル。その分、痛さもしんどさも半端ないです。丹念に張り巡らした伏線をきちんと回収していく脚本は、アクション映画のお手本のようですし、ほんとうは有り得ないアクションを、もしかしたらマジで出来そうな感じに思わせてしまうSFXも見事だし、なによりやっぱり、マクティアナン監督の演出の技が冴え渡っている映画なんだと思います。だけど、やっぱり、特筆すべきはアラン・リックマン!もう、かぁーっこいい!ですから!
キノ2
2011年5月22日

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