竜馬の妻とその夫と愛人:作品を観た感想(2)

【竜馬の妻とその夫と愛人】
どうしても好きで忘れられない人がいて。愛されてはいないと解っていても一緒にいたい人がいて。そんな切なさが伝わるストーリー。過去を思って暮らす女の寂しさ、痛々しさ、そして、もう戻れない日々への嘆き。そこに深く深く感銘してしまった。だから、いっぱい笑ったけれどもいっぱい泣けた。そんな、おりょうを思い続ける松兵衛にも泣けた。コメディのオブラートに包みながら、切なく描いた映画だった。
映画@見取り八段
2009年3月26日

10/9 竜馬の妻とその夫と愛人(’02)−追悼・市川準監督ー
同名の舞台劇を映画化した市川作品。その劇を書き下ろした三谷幸喜が脚色、長屋の住人としても妻の小林聡美と共にチョイ役出演、幕末に暗殺された坂本竜馬の13回忌のあたって、その元妻、彼女の現夫と妻の愛人、新政府の役人の元義理の弟達4人の男女の、愛の騒動を描いた人情コメディ。 鈴木京香演じる、身を落としても色香漂う竜馬の元妻を巡って、人はいいけれど気の弱いテキ屋の夫役木梨憲武、風格は一見竜馬似の愛人役江口洋介、密かに彼女に思いを寄せていた役人堅気の中井貴一、のアんサンブルが、三谷脚本の間、てンポ感で進み、雑然とした長屋の一角、背景の折に挟まれる海岸、灯篭が並ぶ時代がかった街並み。 愛人の方が余程堂`.
KYOKO〓
2008年10月9日

このページは、象のロケットパソコン版の『作品を観た感想トラックバック』のページと連動しています。

1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: