きみはいい子:作品を観た感想(9)

『きみはいい子』をテアトル新宿で観て、
映画その物は良作であるが、予告編や宣伝方法にはちょっと引っ掛かる物があった。子供はみんないい。うますぎる。演技してない感じ。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年8月18日

きみはいい子
★★★★ 本作は、友人役の池脇千鶴も含めて、DVとはこういうものだという役柄を演じているような気がしてしまいました。あかね役の三宅希空は、トラウマにならないかとこちらが心配するほどの、尾野の鬼母ぶりにしっかりと応えており、Motherの芦田愛菜の演技を上回るほどにみれました。ほとんどの人間の善良な部分を信じさせるという姿勢は、世知辛い今の世の中に求められているといえます。「ここのみて〜」で悲惨な役だった池脇と高橋和也がラブラブの夫婦を演じているのも、楽屋ウケですが、妙にほっこりしました。
映画好きパパの鑑賞日記
2016年8月17日

きみはいい子
いろんな意味で、考えさせられました。感動と安堵感がありました。
のほほん便り
2016年8月14日

『きみはいい子』 やさしさの連鎖という希望
簡単に言えば「暴力の連鎖を断ち切って、やさしさの連鎖を」というのがこの作品のメッセージだろう。子供たちがハグの感想を語る場面はアドリブなんじゃないだろうか。子供たちは与えられた台詞ではなくためらいがちに自分の言葉を探している様子が見られたからで、アドリブか否かはわからないけれどとても自然でよかったと思う。池脇千鶴のおばちゃんぶりが見事で、雅美に寄り添うその丸まった背中からしておばちゃんにしか見えなかった。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2016年2月12日

きみはいい子〜桜の花びらが飛ぶ範囲に
★★★★ 一見バラバラの登場人物を結び付けているのは陽子役の池脇千鶴か。自閉症児と認知症おばさん、コミュニケーション障害の象徴だが、実はあきこと自閉症児は一番コミュニケーションを通わせており、皮肉にも周囲の人間がコミュ障ぽい。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年8月28日

「きみはいい子」
★★★★ テーマ的には、学級崩壊、いじめ、幼児虐待、育児放棄、一人暮らしの認知症老人、自閉症児…と、現代が抱えるタイムリーな問題がまんべんなく網羅されている。物語が進むにつれて、一見バラバラに見えていた3つのエピソードが、実は根底では繋がっている、大きなテーマに集約されて行く。高田亮の脚本が見事だし、それを正攻法で撮り上げた、格調高ささえ感じさせる呉監督の演出が随所に光っている。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2015年8月11日

きみはいい子
★★★★ 各話はどれも大層感動的であり、さらに、それぞれ単発のものとして展開しているように見えながらも、まとまりのある一つの映画となっているなと観客に思わせる、なんとも興味深い作品となっています。本作は、それぞれ独立しているようにみえる3つの物語から構成されているとはいえ、そのことによってかえって繋がりのある一つの物語を描き出しているように感じました。
映画的・絵画的・音楽的
2015年7月24日

「きみはいい子」:もっと寛容なゆるさを! 
真摯な社会性に満ちた本年屈指の秀作です。幼児虐待、学級崩壊、痴呆老人、などなど現在の日本が抱える問題を映画として見事に処理しながら、本質的なメッセージの強さを損なわない。しかも説教臭くもならなければ、娯楽に利用しただけにもならないという離れ業に成功しているのです。脚本が見事です。原作の良さもあるのでしょうけれど、3つの物語をからませるようで実はからませずに描いて、しかも水面下でのつながりを感じさせる技の冴え。高良健吾、尾野真千子というメインの二人を支える役として、池脇千鶴、高橋和也の二人が効いています。
大江戸時夫の東京温度
2015年7月21日

きみはいい子
日常に溢れている小さいけれど重要な社会問題を分かりやすく描いていて、観ていて心が救われるような気持ちになる作品でした。頑張れ先生!と思いながら観ていました。辛さを抱えている人に手を差し伸べられるような心を誰もが持っていたら、きっと優しい世界になるのだけどなあとしみじみと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2015年6月28日


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