男たちの大和:作品を観た感想(7)

男たちの大和
大和の沈没位置を目指す現在と、大和に関係していた人の思い出とで話は進んで行きますが、まあ、戦争時の日本はどうしようも無い状況だったんだなぁと実感してしまいます。兵も上官も必死でしたし、その関係者たちもけなげに一生懸命生きています。でも、国が方針を誤ると一個人じゃあ、どうしようもないですね。ともかく大和は美しいです。一隻の船として、非常にバランスのとれた見栄えのいい機械です。戦闘シーンもありますが、それよりも人間関係の描写が多い、いい映画でしたのでぜひご覧ください。以上、ご参考。
シネマクマヤコン
2011年8月8日

【男たちの大和/YAMATO】敗れて目覚める。俺たちは、その先導になる
"敗れて目覚める。それ以外に、どうして日本は救われるのか。今日、目覚めずして、いつ救われるのか。俺達はその先導になるのだ" 誰だって死にたくなんかない。彼らは今の平和な日本を作る為の礎になったのだ。戦闘シーンは、まさに凄惨…。一番心に残っているのは、戦後、生き残った青年が亡くなった友の家に報告に行った時、母親に言われた言葉。あの母親だって、あんな酷い事は言いたくない。…でも、言わずにいられなかった。その気持ちは男の子の母として、切なく理解出来た。
映画@見取り八段
2009年9月24日

☆☆☆☆☆「ツキを超える成功力」西田文郎、現代書林(2006/01)...
勝つ見込みのない出撃・・・。現代日本にも同じ感覚があるように感じました。 例えば、気候変動枠組条約(京都議定書)。日本は絶対達成できない温室効果ガス削減目標を掲げています。 どう見ても、お金で排出権を買うしかないのです。 絶対、勝てない仕組みへの出撃。 戦争のように命が取られるわけではなく、命の次に大切なお金が取られるだけということです。
読書普及研究所「一日一冊:読書日記」
2007年5月23日

男たちの大和 DVD
戦闘シーンを描写するよりも、年少兵達に焦点を当て、彼らの青春群像として大和の物語を青春映画として再構築したところがすばらしいと思います。 役者の演技もすばらしく、昔の日本男児の生き様を見せつけられます。 戦死した方々やその親族・友人、生き残っても辛い日々を送った方々、色々な人々の重いや情景が描かれていて、感動を与えてくれるとともに非常に考えさせられる作品です。
Helon's Enjoy Life
2006年7月8日

[男たちの大和 YAMATO]暑苦しさを超えたせつなさを持つ、中村獅童
本作は、「反戦」をテーマにした映画といって間違いないだろう。 長嶋一茂が演じた臼淵大尉の「日本が救われるには敗れて目覚めるしかない」といって若き海軍年少兵に言い聞かせるセリフは敗戦へ向かう使命感と意義を感じる一言だったと思う。 主人公の反町隆史と中村獅童は群を抜いて目立つ存在だ。 特に、眼光が爛々と見開かれ、血管がくっきりと浮き出るあの中村獅童の演技は、なぜか自分が怒られている気にさえさせてしまう。
アロハ坊主の日がな一日
2006年7月6日

「男たちの大和」昭和は終わらない
極限状態の友情や恋など類型的ではあるが、やはりこういう部分にグッと来る、泣ける。 ひとりひとりの人間の大切な命がかつて、こんなに軽く扱われていたのだ。せめて自分たちは大切にしたい。人間の命を。そして日本がこれ以上武力を行使することに無言でいてはならないと強く思った。 この映画は戦争の事実を丁寧に描いてくれている。 心熱くするシーンもたくさんあり、たくさんの人に見てもらいたい映画
soramove
2005年12月25日

男たちの大和/YAMATO
戦後60年、2005年の映画ということを強調した作り。さすがに実物大の戦艦大和セットを組んだだけあって、大和艦上のシーンはどれも細部まで作り込まれ、カメラアングルも凝っていて大迫力。 とりあえず大和の再現映像としては満足のいく出来でありましたし、メインとなっている男達のドラマも良かったと思いまする。
大藤@日本國
2005年12月19日


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