凶悪:作品を観た感想(21)

『凶悪』を丸の内TOEI@で観て、
★★★★リリー・フランキーのとても普通と狂っているが同居して違和感のない所と、ピエール瀧の人を殺しそうに見えてたまらない肉体に全て取られてしまった、という感じかな。その土台を山田孝之と池脇千鶴の真面目で地道な芝居が支えてる。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2020年8月10日

『凶悪』('16初鑑賞63・WOWOW)
★★★★ 終わった後、疲れた映画です。実話を元に再構成されたお話。キャスティングで成功してますよね。映画としては役者の演技が皆素晴らしくて、作品自体を重厚にしています。観て損はないと思います。気分悪くなるけど。
みはいる・BのB
2016年7月9日

凶悪
★★★★ この映画では、鉈で死体を刻むなど、残酷なシーンが丁寧に描かれているため、吐気を催す人もいるかもしれない。結局この映画のテーマは、人間の心の内側に潜む「凶悪性」にスポットライトを浴びせたかったのだろう。須藤純次を演じたピエール瀧の凶暴性は生半可ではない〜木村孝雄を演じたリリー・フランキーも。もう一つのテーマとしては、いわゆる「老人問題」を描きたかったのではないだろうか。出来不出来はともかくとして、後味の良くない作品であることは確かである。
ケントのたそがれ劇場
2015年11月11日

凶悪
★★★ 怖いもの見たさの下世話な好奇心を満たしてくれる“劇場版ウィークエンダー”のような趣があった一本。淡々と殺人を繰り返す犯罪者の思考や行動、またそれが日常と化してる様に戦慄を覚える“怖い映画”としては十分であるし、その“なぜ”が分からない怖さこそが本作の肝なんでしょうけど、「怖いねぇ」で終わってしまうそこに少々の物足りなさを感じたのも事実。人相の悪さを最大限に活かしたピエール瀧や、内から滲み出てくるような変態性が絶品だったリリー・フランキーが素晴らしかっただけに、彼らのそもそもの接点や形成過程をもう少し知りたかったなぁとも。
Subterranean サブタレイニアン
2015年11月2日

凶悪 : ピエール瀧の演技に脱帽!
★★★★ 見応えは十分なのですが、何ともやりきれなさを感じさせる作品でした。何といっても凄かったのが、真の主人公といってもよい須藤順次を演じたピエール瀧。鳥肌者の演技でした。山田孝之やリリー・フランキーも相変わらず上手いのですが、本作におけるピエール瀧は別格でした。何ともやりきれないのが、本作が実話を基に作られたということ。「凶悪」は、観ると疲れること間違いなしの作品となっております。しかし、緊張感たっぷりの演出と演技で、見応えのある作品にもなっているので、興味のある方は是非。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2014年10月5日

凶悪
★★★★ 初っぱなからかなり強烈な印象で始まり、その後もかなりバイオレンスなシーンが多くて辛かった、、、。ピエール瀧さんとリリー・フランキーさんの怪演?はお見事でした。一応物語りは完結したけど、あまりすっきりしない終わり方。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2014年7月10日

2014年4月に見た映画
次々繰りひろげられる悪行にひー!とか思いながら見ているだけ。何かドキュメンタリーみたいな感じなんだよな〜かなりグロい場面もあるし。リリー・フランキーさんとピエール瀧さんというキャスティングは絶妙だったと思います。
トリ猫家族
2014年5月6日

凶悪
実際にあった事のフィクションという事で、少々白々しく見えてしまうのも確かなのですが、藤井が木村の家の曇ったガラス窓をこすって中を覗くシーンから、回想のような過去に入っていく演出は非常に上手いと思いました。自分の知らない世界の中にある悪の深さに驚愕するような作品でした。
いやいやえん
2014年4月14日

「凶悪」
★★★★★ これが、実際にあった事件である事に驚く。事実は小説より寄なりという言葉を思い出した。 一人の人間を死刑にする(=殺す)為に、家族も犠牲にし、とことん追い詰めて行く藤井も、根底では木村と同類の人間ではないのか…即ち、どんな人間も、心の奥にデモーニッシュな悪意を内在しているのではないか、というテーマは重く心に響く。これこそ監督が描きたかったものなのだろう。本作は原作以上に、奥の深い力作に仕上がったと言える。反面、原作に感動した読者、あるいは原作者の宮本氏からは反感、反撥を食いそうな改変でもあり、極めてリスキーな作り方でもある。
お楽しみはココからだ? 映画をも...
2013年10月26日

凶悪
この作品に描かれる、闇の中の殺人は、ナゼ事件にならなかったのか?!そこが一番恐ろしい。それぞれが対峙し、事件とともに変化していく3人のキャストの演技も凄いけれど、脇でじわじわと変化を遂げる女優陣も素晴らしい。誰にでも薦められるものではないけれど、つい10数年前に日本で現実にあった怖ろしい物語。リアル凶悪のコトの発端と顛末。。。興味のある方は、心してどうぞ。
to Heart
2013年10月23日

『凶悪』 本当に怖いのは……
実にいきいきとして楽しそうなのだ、リリー・フランキーさんが。本作では人殺しに興じるリリー・フランキーさんの嬉々とした笑顔が見られる。男気いっぱいでせっせと人を殺すピエール瀧さんも頼もしい。『凶悪』は、この二人が演じる極悪人の非道ぶりをこれでもかと描いた作品だ。本作でとりわけ印象的なのが、木村、須藤両家族でパーティーをするシーンだ。
映画のブログ
2013年10月20日

「凶悪」:本当に人を殺す感覚
ピエールとリリーですよ! どこの国の人たちなんだ、いったい? でもこの人たち二人の演技が圧倒的で、このキャスティングがこ本作の勝因。重たい問いかけを投げかけたまま、重苦しく苦い後味で終わるヘヴィーな作品でした。
大江戸時夫の東京温度
2013年10月18日

「凶悪」
優れた作品だと思う。残酷な事実がどんどんジャーナリストの手によって明かされて行く展開も引き込まれるし、何より役者が凄いわ。ピエール瀧、リリー・フランキー、山田孝之。ある種の人間の欲望や業の深さを感じずにはいられないのだ。
ここなつ映画レビュー
2013年10月9日

【凶悪】そこをのけ 先生が通る 悪魔道
とにかく…最初から最後まで嫌な事ばかりがドロドロと描かれる。大袈裟な演出も音楽もなく、ドキュメントではないのだけれど、まるでドキュメントのように淡々と…。見終わって感じるのは気持ち悪さだけで、感銘や感動は何もない。見どころと言えば「凶悪」な2人を演じたピエール瀧とリリー・フランキー。何か1つ、もっと悪夢的なものが欲しかった。
映画@見取り八段
2013年10月8日

凶悪
園子温の「冷たい熱帯魚」もすごかったけど、白石和彌監督・脚本のこれもすごい。カメレオン俳優リリー・フランキーの控えめでなにげない演技がすばらしい。山田孝之演じる取材者の家族の介護問題も交えて進む脚本は今の日本の高齢化社会の問題を浮き彫りにしている。身近な問題だけに余計恐ろしい。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2013年10月3日

凶悪
★★★★ 目を背けたくなるような殺人シーンが何度も描き出されますが、不思議な事にとても面白くこの映画を見ることが出来ました。脚本や映画の撮り方とか、出演した俳優陣の熱演によるものと思われます
映画的・絵画的・音楽的
2013年10月3日

凶悪
★★★★ なかなかに重い後味の悪い感じの作品で、肉体切断や殺害シーンやセクロスシーンもあり、R15というかR18でもいいような一本。リリー・フランキーの演技の上手さに感じ入る。須藤役のピエール瀧と事件を追う記者・藤井役の山田孝之も良かった。山田孝之を事件の真相を追い続けるうちに狂気に憑りつかれて目付きが変わっていく様もなかなかに凄い。
だらだら無気力ブログ!
2013年9月30日

凶悪
普通に人も殺されて、暴力もあります。どこまでがフィクションかはわからないけど、酷いことは確実に行われている。気分が悪くなる、という言葉がぴったりな作品(褒めてます)。
映画感想メモ
2013年9月29日

映画 凶悪
冒頭からのエロシーンには、ちょっと吃驚しました。至る所に暴力シーンやエロシーン、グロテスクな描写があるので、それらが嫌いな人は、見ないほうが良いでしょう。15禁でなく18禁だったほうが良かったのではと思います。
こみち
2013年9月24日

凶悪〜今そこにある認知症
★★★★ 社会の悪を相手に戦っているという自負のある修一。夫の無理解にだんだん絶望し、家庭の平安を取り戻したい洋子は母を介護ホームに送りたがっている。まるで修一が木村を刑務所に送りたがっているのとパラレルだ。この構図が単なる犯罪追跡ドキュメンタリー再現調ドラマの枠組みから飛び出て、社会的に異常な非日常的犯罪と平凡な日常生活が実は入れ子構造になっていることを焙り出す。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年9月21日

劇場鑑賞「凶悪」
ズシリと心に響く作品となっていました。後味は良いものではないが、良質な邦画です♪映像からして、やっぱり年齢制限をつけないとたしかにダメですね(汗)結構すんごいことになっていますよ。須藤純次を演じたピエールさんが迫真の演技。先生を演じたリリー・フランキーさんの演技も超絶に上手かった。全体を通して、息もつかせない展開…時系列を巧みに組み合わせていて、見事な作品でした。万人受けはしないだろうが、オススメ。
日々“是”精進!
2013年9月21日


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