バッド・ルーテナント:作品を観た感想(17)

バッド・ルーテナント
冒頭の水面を泳ぐ蛇の図とか気持ち悪かったなあ…。緊張感あふれるシーンになるところが妙にさっぱりしていてたりと、どこか肩透かし感のある作品なんですがそれが魅力でもある。魂が踊ってる少年を見る目つきはやっばいよ(笑)。無駄なイグアナカットはなんだったんだとか、結局何がいいたいのかとか不明ですが、これはそういう作品なんだと諦めるしかないよね。ただ、ニコラス・ケイジが近年珍しい素晴らしい腰痛演技をしていたと思います(笑)。体が斜めになるの、わかるよ〜。
いやいやえん
2011年8月6日

『バッド・ルーテナント』'09・米
ニコラス・ケイジが悪徳警部補の役を、[リービング・ラスベガス]に匹敵する熱演で魅力的に演じています。常に右肩を下げたケイジの熱演が凄いな。刑事って、なんて素敵な職業なんや(笑) 賭博好きも腰の痛みとは関係ないし、優秀な刑事でも人間として酷いな。テレンスは堕ちるとこまで堕ちたように見えたが、心は警官だったって訳でビッグ・フェイトの逮捕に成功。ルーテナントから警部に昇進して良い事尽くめだったが、やってる事はまるっきり進歩なし(笑) 留置所で救った男が現れ…無駄じゃなくて良かったな。
虎党 団塊ジュニアの日常
2011年2月25日

【映画】バッド・ルーテナント…助けに水に入る時から心配だったよ
★★★★ テーマとか描きたいものが私にはよくわからなかったんだけど…。よく分からない割には観やすい映画でありました。この映画、ニコラスでソコソコなんだからオリジナルは更に面白いのでは…とちょっと興味があります。割と楽しみました。エヴァ・メンデスは年齢が上がってきた方が良くなってきている気がするなぁ。ヴァル・キルマーというそれなりの俳優が相棒だったので、単なる相棒では無くて何かあるとは思っておりましたが…まぁオイシイんだか、そうでもないのだかよくわからない役回りでした。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2010年11月9日

バッド・ルーテナント
★★ ニコラス刑事、うーん、私にはちと退屈でした。ルーテナントに昇格はしたけれど、裏の顔はドラッグと賭博にどっぷりつかった刑事。それがあの表彰シーン…ちょっと警察だまされんなよ〜。ボロは出なかったんかいっ!それにニコラス刑事の悪徳警官、狂気とかがそれほど伝わってこなかった。あのワニいやイグアナ?は幻覚なのか?? つくりもんのような動きしてて思わず笑ってしまいました。どうせなら悪徳っぷりをガンガンいってもらって、あのラストだったら結構衝撃的だったと思いますね。ラストの水族館もインパクトの無い終わり方でいまひとつ。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年7月30日

バットルーテナント
ニコラス刑事くんの怪演ぷりが光る、なんとも奇妙な話。悪徳刑事なくせに極悪でないので、なんとも憎めない人間。なんかね人間味を感じるし。ニコラス刑事ことテレンス・マクドノーがどん底に落ちて行き「なんだかなー」と思いながら見ていると、映像にもワニ目線の映像も出てきて全体的にも「なんじゃこりゃー」な映画。そして見終わると「人生ってなんだろうかね?」「存在理由って?」と変な余韻が押し寄せてくる。そして哲学者の言葉を思い出し、考えてたら"神"の存在が出てくる。この映画はそれ(神)を言いたいのではないのかなぁ〜と思った。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年7月19日

バッド・ルーテナント
★★★ 売人を脅しクスリをくすねる。ギャンブル好きで借金はふくらんでいくばかり。ラリっていても仕事はこなしていて、同僚が知ってか知らずかそれが不思議。まあストレスたまってそっちに逃げたくなるのもわかるが、犯罪に加担してはいけないよね…。介護施設のおばあさんを恐喝したのがバレそうになり、いよいよ破滅か・・と思いきや、事態が好転していくのがおもしろいところ。楽しい映画ではないけど、ニコラス・ケイジ見たさに最後までみてしまう。ちょっと変わっていて、どこかコメディ感覚なのかも。彼は、やっぱりうまい俳優さん。
小部屋日記
2010年7月16日

バッド・ルーテナント
★★ まーニコラス・ケイジがきれているよ〜。人間失格みたいな人なんだけどさあ、それで警察官っをやっているからびっくりだよね〜。売人や保管室からヤクをくすねてはラリっているところなんて、どっちが悪人?って思うくらい。そしてだんだんどれが現実の世界でどれが空想の世界って思うというか、空想の世界であってほしいって願ってしまうほどひどいね…。でもカレは、落ちれば落ちるほどなぜか出世していくんだよね。皮肉というか不思議なものだと思ってしまう。でもね、、結果OKならこの刑事って許されてしまうの〜って思ってしまいました。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年7月9日

結果オーライ・・ リメイク版 「バッド・ルーテナント」
ヘルツォークというのはヘンな人だな、これがやりたかったんだ。リメイクと聞くだけで期待が薄れる昨今、しかもミスマッチな予感のニコラス・ケイジ。ところがこれがオリジナルに勝るとも劣らずの出来映え。いい加減でやりたい邦題なのにどこか憎めない。それもそのはず、もし刑事でなくどこかのサラリーマンだったら、立身出世にシャカリキになる猛烈企業戦士というだけのことなのだ。だから悪い時期を切り抜ければ、やがて万事は好転!このあたりがまた憎いセンス。これこそアメリカンドリームのジ・アザーサイド。
シネマ走り書き
2010年4月1日

『バッド・ルーテナント』 (Bad Lieutenant: Port of Call New Orleans)
★★★★ オリジナルとの類似点は賭博と過度なドラッグに溺れた刑事という点だけ。[リービング・ラスベガス]ではアル中を演じきったニコラス・ケイジが今度はドラッグ中毒の刑事を演じる。彼の演技は今回もまるで取り憑かれたようなものだった。イグアナやワニなどの爬虫類が登場する幻覚シーンの「間」の上手さに笑いを誘う。この辺は監督のユーモアを感じる。普通この手の作品のラストはハッピーエンドと無縁のものだと想像するが、結構意外な終わり方だった。
Mooovingな日々
2010年3月23日

バッド・ルーテナント
のっけからシュールで幻想的だ。ラリりながら、なぜか捜査の要をしっかり抑えている。何もかも現実なのか非現実なのか良く分からない。その分からなさはイグアナの幻影、あるいは路上で轢死したワニにも表現されている。現実の風景自体が幻影のようにラリっている。一方では賭け友達には負けっぱなしで借金がかさみ、ドツボに落ちかける。ところが、その後、全てが一気にうまくいく。更正したチャベスと秩序を取り戻したような水族館の水槽で生息する魚たち。まるで全ての悪夢から覚めたようなラストだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年3月18日

「バッド・ルーテナント」
幻覚によりわめいたり、いきなり笑ったりする狂気の悪徳警官役が素晴らしい!こういった役を演じると精彩を放つニコラス・ケイジはやはり演技派俳優。彼はシリアス・ドラマがハマる。それも少々狂気を帯びた役柄が似合うのである。ドラッグのせいで頭痛に悩まされ、幻覚症状が起きると、"机の上にイグアナがいる!"なんて言ったり、生き返った死者がダンスをしたりのブラック・ユーモアも入っている。おまけにこんなとんでもない刑事がキャプテンに昇格する。それはひょっとして腐敗したアメリカの警察の実像なのかとも思えてくる。
ヨーロッパ映画を観よう!
2010年3月18日

「バッド・ルーテナント」(ヴェルナー・ヘルツォーク監督)
ナントカ中毒といえばこの人、ってくらいニコラス・ケイジはこのテの役がハマる。彼がアカデミー主演男優賞を受賞した[リービング・ラスベガス]はアルコール中毒の役だったので、そんな印象が強いのかも。本作では麻薬中毒の役。しかも敏腕刑事なのだからタチが悪い。そんな癖のある役を「演技じゃないんじゃないの」と疑いたくなるほどのハマりようで、内容は別にしても怪演っぷりに快感を覚えたりするのだから困ったモンだ。それにしても、とんでもない腐敗ぶり。誇張してると思うが、アメリカの方が薬物との距離感が近いことは間違いなかろう。
古今東西座
2010年3月17日

バッド・ルーテナント
オリジナルは観たことがないので、堕落した男の行末を描いた悲劇かと思っていたら、数々の問題は都合よく好転していき、事件も解決し、また昇進という、90年代によく見かけたQ・タランティーノ・テイストのクライム・コメディだった。ダーティハリーばりに44マグナムを手にしながらも、一発も撃つことは無く、西部劇の主人公のようにベルトに挿している主人公は漫画以外の何者でもなく、アメコミ大好きなN・ケイジがいかにも好きそうなキャラクターであり、演技というより、実際の本人そのものに違いない。
Movies 1-800
2010年3月15日

『バッド・ルーテナント』 ('10初鑑賞31・劇場)
すごく面白かった♪ ニコラス・ケイジ、こういう役やると上手いですねぇ!ドラッグまみれで恐喝・盗みは当たり前、尺のほぼ半分はラリった状態^^; やってること無茶苦茶なんですが、演出が上手いのでしょう、観てておもしろいんですよねぇ。これでも一応、刑事らしい仕事もしてますし、親父の健康を気にしてるし、付き合ってる彼女のことを精いっぱい守ろうとします。善と悪の境目がはっきりしない、なんとも不思議な人間。クライマックス、追い詰められいくわけですが、なんとも妙な感じ。不条理ですかねぇ。水族館で力なく笑った顔が印象的。
みはいる・BのB
2010年3月9日

バッド・ルーテナント
★★★ いまやカルト映画の帝王みたいなイメージが定着してしまったニコちゃんですが、今回はかなり硬派な役どころ。難しいキャラクターを見事に演じていました。いろいろ一筋縄ではいかないストーリーです。とにかく悪いことを繰り返し、その結果いろんなしっぺ返しを食らうハメになるテレンス。酷い目にあっても同情の余地も無い悪い奴なんですが、最低限のモラルは持っているし、仕事に対しては実に真面目、ちょっとお茶目な一面もあるのでどこか憎めません。結末は意外な方向に..これにはちょっとビックリ。ラストは結構考えさせられます。
5125年映画の旅
2010年3月8日

【バッド・ルーテナント】
残念ながらどうもスッキリする話じゃなかったです。でも、もっとダメダメ警官だと思っていたけどそこは違っていて良かった。いい人?悪い人?よく解らない立ち位置なのでどうも共感したり入り込んだりっていうのが難しい主人公です。ちょっと詰め込みすぎな感じがありました。フランキー、父親、その相手、あまり膨らませすぎて中途半端になってしまっていたような…。もっと事件関係に集中したらよかったのに。それでも終盤は割とスッキリまとめてくれてよかったです。嫌な余韻もなく・・でもラストがー!あの空虚なテレンスは一体なに??
日々のつぶやき
2010年3月4日

バッド・ルーテナント
★★★ 地味だけれどしっかりとした作りの作品。それにしても素晴らしく解りやすい見事な堕ちっぷり。随所に登場するラリってるニコラスのリアルな怪演が実に光っています。面白かったのは拳銃がリボルバー44マグナム、ダーティー・ハリーと同ということ。テレンスの場合は本当の"ダーティー"っぷりがこれまた面白い。あまりにも綺麗にドツボにはまっていく様子がむしろ気持ち良くさえ見えます。まさしく人生なんて思い通りにはならないもの。ラストの急展開を観るとそう言いたくなります。不思議な映像表現とニコラスの芝居に魅せられる一作です。
LOVE Cinemas 調布
2010年3月2日


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