父親たちの星条旗:作品を観た感想(7)

【映画】父親たちの星条旗…俄かイーストウッドファンなピロEK(その1)
★★★★ 映画の作りとしては実に見づらくなりそうなモノを選択しているこの作品なんですけど…その割に、そんなにストレスなく鑑賞できるのは、やっぱりイーストウッドとそのスタッフというところなんでしょうか。難しいテーマにもかかわらず、娯楽作品としての映画ってのを逸脱していないようにも思えます。多分描かれていること全部を分かって観たわけではないので満点とはしませんでしたが、良作だと思います。戦争シーンが表裏一体になっている[硫黄島からの手紙]と同時に鑑賞するのは基本ですかね。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2010年2月7日

父親たちの星条旗/FLAGS OF OUR FATHERS(映画/DVD)
★★★★★ [父親たちの星条旗]と[硫黄島からの手紙]は2部作であって、一対にすることによって、戦争という愚かな行為においてどちらが良いとか悪いとかいう善悪を無くしていて、そもそも戦争という行為自体が悪いと訴えているような映画なので、日本人視点とか、アメリカ人視点とか、そういう目で観るような作品でもないような気がします。少なくともイーストウッドは、アメリカ人でありながら、一人の人間として、戦争の愚かさを客観視できたから、この2部作、それも傑作を描けたんじゃないかなと思います。両方まとめて観ることを強くオススメします。
映画を感じて考える
2010年2月1日

父親たちの星条旗
「硫黄島からの手紙」と比べると、こちらのほうが映画としての完成度は高いと思う。 英雄ではないのに英雄扱いされることに対する葛藤、インディアンへの差別、凄惨な戦場と気楽な本国との対比、などが焦点。英雄とは人々が必要に応じて「創り出す」もの、戦争での英雄なんて本当は居ない、というメッセージが心に残る。
Yasutaka's GROOVE
2007年5月14日

[ 硫黄島からの手紙 ]思いは家族のもとへは届かなかった
[ 父親たちの星条旗 ]が、国家に潰された個人の幸せをテーマとするなら、[ 硫黄島からの手紙 ]は、戦争によって引き裂かれた家族のつながりだろう。前者は、国家を象徴する“英雄”が、後者は家族とのつながりを象徴する“手紙”というキーワード。 このキーワードが示すように、各映画から感じる印象少し異なる。 今まで語られなかった戦争の真実とイーストウッド監督の中立的な立場のメッセージによって[ 父親たちの星条旗 ]や [ 硫黄島からの手紙 ]は、他のどんな戦争映画よりも胸に強く突き刺さったのは間違いない。
アろハ坊主の日がな一日
2007年3月18日

父親たちの星条旗
Flags of Our Fathers (2006) 誰もが一度は見たことがあるあの有名な写真が3人の兵士達の運命を大きく変えた話。 星条旗を掲揚した6人のうち生き残ったのが3人の兵士達。 アめリカは当時不人気だった戦時国債の促進を目的に3人をヒーローに仕立て上げてしまった。 3人は時の人となる。 3人の反応はそれぞれ。その後、ひーローという名誉にしがみつくレニー、拒絶し続け鬱とアる中になってしまうアいラ、一切距離を置こうとするドク。 悲惨な出来事が忘れられず、本当のヒーロー達は死んでいった戦友たち。 それでもアめリカは生きている彼らを英雄として祭り上げ...
日々映画日記
2007年2月16日

オスカーにほとんど無視された「父親たちの星条旗」
「硫黄島2部作」では、「硫黄島からの手紙」が、作品賞をはじめとして4部門にノミネートされているが、「父親たちの星条旗」は音響と音響編集の2つの技術部門でのノミネートのみで、ほとんど無視という状態。これは、おそらく作品の内容としてアメリカへのきびしい批判と無関係ではあるまい。
映画と出会う・世界が変わる
2007年1月25日

父親たちの星条旗
激しい戦闘シーンがメインなのかな〜というイメージでしたが、戦闘シーンは物語を語るための素材の一つでしたね。それよりこの作品では、・英雄が作られていくさま ・英雄の末期 ・英雄とは何か ・兵士達は何のために戦って、誰のために死んでいくのか。という点について深く考えさせられます。
不動前Labs
2007年1月3日


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