天使が消えた街:作品を観た感想(4)

「天使が消えた街」
美しい…美しいなぁ、シエナの街は!すべからく表層的な作品。このキャストでこの風景で実話というバックグラウンドで、なんでこんな風になってしまったのだろうか?とてもマイケル・ウインターボトム監督作品とは思えない。作中ではトーマスが作ろうとしていた映画作品は結局日の目を見ることがなかったのだが、案外、作っても大した作品にならないと、周りだけでなく本人も予感したのかもしれない。
ここなつ映画レビュー
2015年10月6日

「天使が消えた街」
シモーンに紹介されて出会ったシエナ在住の少々奇怪なるイタリア男エドゥアルドの存在が面白い。演じるのはヴァレリオ・マスタンドレア。出番は少ないながら独特の魅力を放つヴァレリオ・マスタンドレアが良いな。メラニー役のカーラ・デルヴィーニュも然り。ケイト・ベッキンセールはニコル・キッドマン同様苦手な女優。ダニエル・ブリュールの映画はたくさん見ている。この人は俳優っぽくないというのか地味で、ドラマの中の低迷中の監督役がしっくりくる。映画にはそれほど引込まれなかったが、トスカーナ地方のシエナが素晴らしく美しくて魅せられる。世界中の人に愛されるあのカンポ広場でも撮影されていた。
ヨーロッパ映画を観よう!
2015年9月15日

『天使が消えた街』 3人の天使とそれに対するアプローチ
観客としては何とも消化不良な印象ばかりが残る映画になるだろう。現在のシエナにベアトリーチェが出現するというロケの雰囲気はいいのだが、ドラッグと夢に逃避したあとの現実への帰還があまりにあからさまだったのはいただけない。また、商業主義に流れがちな業界への批判を交えるのはいいのだけれど、愛の映画を撮りたいという心情だけの自己満足でまとめてしまったのはいささか性急な気もした。最後にトーマスが思い描くエリザベスの微笑は、ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』の微笑のようにも思えて強い印象を残したと思う。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2015年9月12日

天使が消えた街
久々に外したと思った作品となってしまいました〜。主人公のキャラが私的にダメで、もうね、彼を起用したプロダクションや、ケイト演じる記者を振り回している公私混同オトコにみえて仕方がなかった。女優陣は美しかったです。
to Heart
2015年9月6日

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