ファースター 怒りの銃弾:作品を観た感想(6)

ファースター 怒りの銃弾/Faster
カーラ・グギーノとのムーン・ブラッドグッドとが演じるキャラクター、即ち異性との関係性の中に居場所を見付け出そうとする警官、演じるはビリー・ボブ・ソーントン、のその情けない姿がまた非常に女々しいんですよ。そしてのドウェイン・ジョンソンが演じる主人公、運転手が、拾った命を捨てにいくみたいに憎悪に身を焦がして復讐を果たしていく姿がもう涙が出るほど女々しいんですよ。だけれどもその女々しさが、同情を引こうだとか言い訳をしようだとかそういう媚びた調子には描かれておらず、詰まりが痛々しいほどに男らしいんですよ。然るに感想はただこの一言、男根主義最高、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2013年4月20日

ファースター 怒りの銃弾
★★★ "ドライバー""警官""殺し屋"の三角関係が繰り広げられる。銃撃戦あり、カーアクションありで好みでした。特に10年前の逃走劇はワイルド・スピード。一応劇場公開されたんですね。DVDで観るには面白いと思います。なんてったって不死身の男ドウェイン・ジョンソンですからね。ほとんどしゃべらず、無表情、容赦なくターゲットを仕留める…でも目がやさしい。まぁ見所としては、一連の事件の発端となった黒幕が誰なのか?というところでしょうかね。意外な人物でしたが、よーく考えると意外でもなかったかも。
新・映画鑑賞☆日記・・・
2011年10月4日

ファースター 怒りの銃弾 (Faster)
★★★ 70年代風のゴツゴツした骨太アクションを楽しめる一本に仕上がっている。主要人物が三人しか居ないのですぐに黒幕が読めてしまう難点はあるものの、同じ場所に留まらず、ひたすら真っ直ぐ進む主人公のパワーとスピード感がその辺を存分にカバー。キャラクター性を投影した車の使い方も面白い。しかしながら、その猪突猛進的な面白さは序盤までで、セレブな殺し屋が出てくる辺りからどうにもとっ散らかってくる。復讐が生み出す負の連鎖や、殺し屋の特異なキャラクターなど、それぞれは面白いのだが絡み合っているとはちょっと言い難い散らかり具合が残念。
Subterranean サブタレイニアン
2011年9月24日

ファースター 怒りの銃弾
★★ 展開が安易に読めてしまうも、それなりに楽しめる内容。兄と自分を殺害した襲撃者達に復讐していく様を描いたB級アクション映画。なのだが、まぁ展開が単純で伏線や黒幕もすぐに推測できる内容なんだが、ドウェイン・ジョンソン演じるドライバーが繰り広げるカーアクションや、銃撃戦が見応えあったのでまずまず楽しめた。ドウェイン・ジョンソン、相変わらずええ体つきしてるな。その肉体を使った生身の格闘戦とかがあればもっと楽しめたのにな。
だらだら無気力ブログ
2011年6月18日

ファースター 怒りの銃弾
★★★ 大まかな流れが解ってしまってもそこそこ楽しめてしまうのは、豪快なドラテク&銃撃戦や、復讐を続けるうちに徐々に憂いを抱えてゆくドライバーの心情に魅せられるから。拳銃にしろ車にしろ、愚直で力だけはあるというドライバー自身に他ならない。愚直だからこそ10年間もの服役の間、復讐心を持ち続けられたとも言えるのですが、そんな彼の心情が変化し始め…。全ての謎はそう驚くものではありません。個人的にはあれだけの体ですから、ザ・ロックのパワフルな肉弾戦も観てみたかった気がします。
LOVE Cinemas 調布
2011年5月23日

□映画『ファースター 怒りの銃弾』
追う者と追われる者、そしてドライバーの復讐のターゲットたちの物語が絡み合い、彼らのキャラクターがだんだんと変化して行く様子も興味深い。まあ、わかりやすいと言えばわかりやすいのですが、この手の映画では、そういう"わかりやすさ"の方が求められているハズ。深い物語性などはありませんが、銃撃戦やカーアクション、ザ・ロックの見事な体やクセモノ美女たちの姿を見てスカッとできる。男クサーい男たちが繰り広げる男クサいこの映画、シチュエーションさえハマれば、かなり盛り上がる映画であることは間違いなしです。うん、私は、けっこう好き。
Viva La Vida! <ライターCheese >
2011年5月13日


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