スターリンの葬送狂騒曲:作品を観た感想(6)

映画『スターリンの葬送狂騒曲』赤い上級国民の権力闘争
権力闘争劇を、テンポよく、ざっくり見せてくれたのは良かった。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2021年3月15日

「スターリンの葬送狂騒曲」
★★★ 予想したよりも、まじめ傾向な、ブラックコメディ。取り巻き連中の対応やら陰謀やらが、わちゃわちゃと。実際がどうだったのか知らないが、政敵を銃殺して、その場で燃やしちゃうという残酷さが、寒々しい。
或る日の出来事
2020年11月11日

スターリンの葬送狂騒曲
久々のブシェミがいい味出してたり最高司令官(誰)が無駄にカッコ良かったりカッコいいのに何故かトホホな雰囲気が似合う友達君(誰)とかキレイドコロ独り占めのキュレリンコとかそこに待ったをかけるライズブローとか(謎)配役も結構面白くて。ライズブローはスターリンの娘スベちゃんをしっかり好演しとりましたよ〜。
rambling rose
2019年1月8日

スターリンの葬送狂騒曲
原作漫画をいかに映画として視覚的に、セリフ的にふくらませるか、というイヌアッチ監督の工夫が、贅沢極まる笑いと冷酷さをめぐる映画体験を与えてくれるのである。期待通りの仕上がりで、フルシチョフやマレンコフの立ち位置とか、スターリンの子供たちの話も面白かった。
映画に夢中
2018年10月18日

「スターリンの葬送狂騒曲」
開始早々流暢な英語でスターリンを囲む晩餐が開かれているのを見て「これはパロパロ映画だ」と確信。私はこういう作品をパロパロ映画と勝手に呼んでいる。スターリンの葬儀と深謀策略が同時進行で行われるそのドタバタの可笑しみ。フルシチョフは大したタマだし、他の委員会のメンバーとてここまで生き残ってきた訳だから機を見るに敏である。この辺りはソ連の歴史を熟知していたらもっと面白くて、或いはツッコミどころが満載なのであろうが、普通に世界史を勉強していただけでもかなりのブラックユーモアが見て取れる。もしかしてそれは逆に真実を炙っているのかも。ブラックコメディーだからこその真実を。
ここなつ映画レビュー
2018年8月17日

スターリンの葬送狂騒曲
「帰ってきたヒトラー」のように揶揄りに揶揄って笑っちゃおうとブラックに描いた作品は本当にオモシロいし大好き。フルシチョフ役のスティーヴ・ブシェミの存在感がスゴイ。独裁と恐怖政治のスターリンとは違い何となく融和政策のイメージがあるフルシチョフ。本作でもどこなくスゴ味に欠け周りに振り回されている感じで肩入れしたくなるように描かれていたけれども、そんな彼がライバルのベリヤを蹴落とし権力の座に就いた途端、スターリンの遺児に対して処遇決定を突きつけと、それまで隠されていた砥がれた牙を見せつける姿に権力の座に就くだけの本来の優れた才覚を最後の最後に観させられた感じ。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2018年8月12日


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