メランコリア:作品を観た感想(18)

【映画】メランコリア
冒頭の映像が、とても幻想的で美しい。大体がハンディカメラでの撮影で、手振れもあり、ドキュメンタリータッチでもあるので、苦手な人は駄目でしょうね。メランコリア=憂鬱 というだけあって、ちっとも希望がありません(笑)。
☆紅茶屋ロンド☆
2012年9月7日

「メランコリア・ 近い未来の話し(゚o゚)
★★★ 地球にありえる未来を描いており、映像などリアルそのもの。冒頭8分間の美しいプロローグから衝撃のエンドまで、美しく魅惑的な映像に満ちた野心的な一作っす。
ジョニー・タピア・Cinemas
2012年8月19日

メランコリア
この作品が何の救いも無い、ただの消滅礼賛を謳いあげたものであったとしたなら、作品自体にそれほど意義が無くなってしまうことは事実だろう。しかし、これを「トリスタンとイゾルデ」の愛の悲劇に重ね合わせて考えると、意味合いが変わってくるはずである。つまり、運命によって定められていた永遠の恋人、「トリスタン」=「メランコリア」との、「愛の死」がここで描かれている、そして宇宙の壮大な物理現象において、「愛の究極的賛美」を表現しようとする試みが行われているのではないかという考察である。
k.onoderaの日記
2012年4月29日

メランコリア
★★★★ 予告編でその一部が窺える序章の8分間の超スローな映像が実に素晴らしく、また結婚披露宴における人々の俗な姿を描く「第1部ジャスティン」と、地球に次第に接近する惑星メランコリアを迎えるジャスティン達を描く「第2部クレア」との対比も頗る興味深く、全体的に欝的な気分に満ちあふれているものの、心底感動させられました。
映画的・絵画的・音楽的
2012年3月14日

メランコリア
★★★★ “甘美で憂鬱であっけない世界の終わり”メランコリアはこの映画では地球に接近する惑星の名前ですが、メランコリア(melancolia、melancholy)は憂鬱という意味の言葉でもあります。 オープニングはワーグナーの“トリスタンとイゾルデ”の楽曲をバックに絵画的なスローモーションや静止画像を使いたっぷりと世界の結末を描いています。これだけで雰囲気に酔いそうです。
映画とライトノベルな日常自販機
2012年3月4日

『メランコリア・ (2011) / デンマーク・スウェーデン
これはどう考えても、既存の常識にしか物事をあてはめない我々への警告である。私たちが今まで信じてきたことのすべて、例えば社会的な成功、幸福、果ては最近日本でも大流行の「絆」までもが実は大いなる茶番であるかもしれないのである。全てを奪い去る、どうにもならないことの前に一体人は何ができるのだろう。何もできないのかもしれないけど、その時目の前にある全てのことに悠然とすることはできる。あまりにも枠にあてはめる世の中に対して、トリアー監督が突き付けた挑戦状であり、また自身の中にあるうつ病にけじめをつけた作品なのかもしれない。
Nice One!! @goo
2012年2月29日

メランコリア(2011)
第一章が通常世界の中にいる異端児ジャスティンの話だとすれば第二章が異常世界の中にいる一般人クレアの話なんでしょうか冷静であろうが、もがき叫び狂おうが、平等に待ち受ける“死”轟音をたて恐ろしいまでに美しく巨大なメランコリアが堕ちてくる描写は3Dでもないのに本当に迫ってくる感じです。(ヘタな3Dなんかより迫力ありました)隔離された豪邸で最終的に登場人物は家族4人のみ世界終末を描いた作品は結構ありますがここまで最小単位で個人の心理描写をメインにおいた静かで幻想的な世界終末モノはなかったんではないでしょうかね
肩ログ
2012年2月28日

『メランコリア』 あなたが立つのはどちら側?
この世界は、正邪、清濁、明暗といった二面性を兼ね備えている。それなのに、多くの人は明るく正しく清い面しか見ていないのではないだろうか。ラース・フォン・トリアー監督のように鬱病を患った者には、世界の違う面が見えるのかもしれない。そして、世界の一面しか見ていない人々との断絶を感じているのかもしれない。第一部の一般人の世界では、誰からも理解されず見放されたジャスティンが、第二部の異常な世界ではただ一人平静に過ごせるとはなんとも皮肉である。
映画のブログ
2012年2月26日

メランコリア・・・・・評価額1550円
★★★ トリアー監督は長年鬱病を患っており、常々映画を作るのは鬱病の治療薬としてだと語っている。作者自ら鬱病治療薬と言っているのだから、この映画にそれ以外の意味を積極的に見出すのは困難だが、映像は美しく、心理劇としてもなかなか興味深い。たぶん、今の彼にとっては綺麗さっぱり滅びてしまった方がまだ楽なのだろうが、トリアーの映画作りによるセルフセラピー、薬としても映画としても、それなりに成功しているのではないだろうか。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2012年2月26日

めぐりあい宇宙
それはまるで夢の中で見るような光景で、通常の時間の流れをどこかに置き忘れてきたかのようで。ありうべからざる、だからこそ美しくもある光景は、やがて壮大な最終局面を迎える。冒頭、観客を作品世界に引きずり込むほどの力を有する、幾つかの幻想的な場面。これらはジャスティンの高感度を誇るアンテナが感知した予兆であり、美しくも逃れようのない"未来の体験"を己の感性のままにジャスティンが再構築したものなのだ。満天のメランコリア。美しくも見事な結末。本作にブルース・ウィリスは要らない。
MESCALINE DRIVE
2012年2月23日

メランコリア
んもぉ〜映像が美しい、音楽が素敵、とにかく素晴らしい!!としか言いようがない作品。やっぱり観て良かった!!!!!世界の終わりをこんなに静かでこんなに美しく描くなんて素晴らしすぎます。ラストはトリハダものでした〜っ。終わり方も潔くて好き。第一章は何の意味があるのかなと思ったけれど、ラストのその瞬間が来た時全ては無意味なものだった。それは恐ろしくもあり、なんと美しいものなのか...と、すっかりハマってしまいました。見終わったあとぼーっとしてしまいました。観たこの日は脱力感というか何もする気がしなくなりました、、、。
新・映画鑑賞☆日記・・・
2012年2月21日

メランコリア・ラスト数秒のためにそこまでするのか・・・
とにかく最後まで観てみよう、それだけしか言えない。この映画の評価はハリウッドまでを含めて両極端に分かれているらしいけど、自分は絶対にありだと思う。あのプロローグ、冗長すぎる展開、撮影の技法、精神崩壊、そのすべてが計算尽くされたものだったのだというのは見終わって初めて知るという映画、深い。この映画の映像は、3D映画なんかちっとも敵わないほどの奥行きと深さのある映像で、やっぱ3Dは人の想像力を越えていないという自分の説を、立証してくれているような映像だった、すばらしい!
労組書記長社労士のブログ
2012年2月20日

メランコリア
★★★★ 冒頭8分間にわたるプロローグ映像、スーパースローを駆使し、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」にのせた恐ろしいほどの映像美にはただただ呆然と引きこまれてゆくのみだ。何かに捕らわれるジャスティン(キルスティン・ダンスト)の姿は、彼女の心象風景なのか現実なのか。トリアー監督がうつ病を患っているのは有名な話だが、ジャスティンは監督の考えるうつ病の人間そのものだということだ。
LOVE Cinemas 調布
2012年2月19日

メランコリア
映像美な作品でした。特に始まってすぐの音楽と共に流れる映像は美しいの一言に尽きる。迫り来る惑星、そしてその中でスローで過ごす人々。なんだかわからないけど、引き込まれる迫力がある。世界の終わりって、案外こんなもんかもしれないなという感想。この作品、ラース監督じゃなかったら鑑賞しなかったと思います。映像は綺麗。世界の終わりを足掻くでもなく、無力に迎えた人達の光景が描かれているなという感想でした。
映画感想メモ
2012年2月18日

メランコリア
予告編を観て凄そうな作品だなあ…と気になっていました。相変わらず観終った時に無言になってしまいそうな物語が綴られていました^_^;圧倒的な映像と展開に、何の言葉も出ませんでした。それにしても、いろいろな感じ方が出来そうな物語でした。全体を覆っているのは不安です。それは未来の見えない予感なのかも知れません。映像が印象的で美しかった分、その破滅には圧倒されました。観終った時、どんなに荒れた心も静かにさせるようなパワーがあったなと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2012年2月18日

メランコリア・死に至る病
宇宙には地球と、地球に迫り来るメランコリア。ノーマルな姉と鬱病の妹をそのまま天空に置き換えたような本作はSF映画というより同監督の「アンチクライスト」と同様、サイコホラーに近い。豪邸に情報が入らず、実は既にみんな真実を知って豪邸に関わっている暇がなくなったのか、あるいはまったく無関係にこの家自体が世間から見捨てられたのか。映像で起こる最後はある大富豪一族の崩壊の象徴なのか、本当の惑星衝突なのか、どちらでも解釈できてしまう。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年2月17日

映画:メランコリア Melancholia  ウェディング姿の花嫁の超不機嫌 & 不可解行動のA...
この映画を鑑賞する場合は、そうとうに充実した気分・状態で。そうでないと、打ちのめされてしまうこと間違い無し!
日々 是 変化ナリ
2012年2月11日

メランコリア / MELANCHOLIA
★★★ 観終えたあと、わたしはアリだなって思えた。絶望的エンディング。なにこれ!で終わるか、ジーンとくるかはその人次第。この結末、わたしは好きだな。
我想一個人映画美的女人blog
2012年2月11日


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