綴り字のシーズン:作品を観た感想(2)

[綴り字のシーズン]他人への愛、思いやりが世界の復元の“力”
娘イライザは、家族がバラバラになっていく姿を目の当たりにしオトンが言っていた“ティクン・オラム”の教えを思い出す。 “ティクン・オラム”他人への愛、思いやりは世界の復元の“力”と考えられた“砕けた物が元に戻る”という考え方。 彼女は、砕け散った家族を元に戻す鍵は自分にあると気づき最後にある決断をする。 元に戻るには「言葉」ではなく「思いやり」が大切なのだ。そんなこと人はわかっていてもおろそかになってしまう。それは、やはり言葉の偉大な力を過信してしまうからだろう。
アロハ坊主の日がな一日
2006年7月6日

「綴り字のシーズン」家族は心を綴れるか
スペリング・コンテストなるものが存在し、大規模にアメリカで行われているとは知らなかった。 同じ家に暮らしながらもすれ違う親子、夫婦。 こわれそうな心を抱えた妻をジュリエット・ビノシュが繊細に表現する。 傍らで全てがOKとわが道を進むリチャード・ギア演じる夫もすごく真っ当でだからこそ見ていて哀しい。 派手な映画ではないが、ちょっと立ち止まって今の自分や家族を考えさせる映画。
soramove
2006年1月4日

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