3時10分、決断のとき:作品を観た感想(16)

3時10分、決断のとき (2007)
★★★★★ 痺れます…漢です…最高です。主役二人の演技も素晴らしいですが、ダンの長男ウィリアムのローガン・ラーマンが光ってましたね。後半にかけて父親の意志を知っていく過程は涙モノです。かたや悪党側ベンの片腕、強盗団のサブリーダー、チャーリー・プリンスのベン・フォスターがかなりのキレ役でいい味だしてました。ラッセル・クロウといい、クリスチャン・ベイルといい、珍しく誰にも邪魔されない良い役もらったなぁ〜と感じましたよ。男の友情と誇りを賭けた生き様…。こいう男気作品、大好物です(笑)面白かった!
肩ログ
2011年3月26日

3時10分、決断のとき
映画館で観れば良かった!と思うほど21世紀の傑作西部劇だった。泣いちゃったよ。オリジナル版はまったく覚えてないけど、それでもかなり楽しめた。分かり易い善と悪に現代にも通ずるものを付け足していて、テンポ・演出・演技ともに素晴らしい。ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルの演技も見逃せない。いつもベイルは、主人公なのに脇役みたいな役を演じるがそれが合っている。存在感が薄いのに不思議な雰囲気の人だなぁと思う。クロウは、存在感抜群のぴったしな役だ。男臭い役で、男性ホルモンでまくりだ。男の映画…いや"漢"だねぇ。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月20日

「3時10分、決断のとき」
★★★ ダンは不注意からの負傷という負い目があるが、そんな負い目と喘息の息子を案じて移り住んだ今の住居を守るのがオヤジの使命。不可解なのは極悪人を刑務所送りにするためにわざわざ列車に乗せなくてもいいのでは??という疑問。護送のために途中何人も殺されるというのはちょっと異常だし、何回も脱獄してるくらいだから、捕まえた時点で公開処刑…みたいな展開があっても良かったのでは・・と思えた。ストーリー的には、ラッセル・クロウの俺がルールだ的な極悪仕事人よりも、家族のために命を投げ出す覚悟のクリスチャン・ベイルの渋さに見入る作品。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2010年2月1日

3時10分、決断のとき
★★★★ ラッセル・クロウがはまり役で最高でした!! ダン役のクリスチャン・ベイルは、誇りを守り抜く本当の男らしさを身を持って息子に伝えるところが凄くカッコよかったです☆ 全体を通しての雰囲気も嫌いじゃないし、何より「誇り」という形無いものに命を掛けた男の生き様に胸を打たれました☆ ダンがどうしてやせた土地に拘るのか、足を失ったか…そのあたりが分かってくるとますます引き込まれる。ラッセル・クロウ演じるベンも、そう言うダンに胸を打たれて、彼の誇りを全うさせようという気になった気がします☆ こういう男クサイ映画は大好きです♪
Addict allcinema おすすめ映画レビュー
2010年1月13日

3時10分、決断のとき
一種のバディムービーであるのだが、この作品のポイントはむしろ、護送する男をいかに3時10分発の列車に乗せるのかというタイムリミット・サスペンスにある。デルマー・ディヴィスの異色西部劇[決断の3時10分]のリメーク。オリジナルは[真昼の決闘]以上の作品とも評される作品。本作は力作ではあるものの、どこか間延びした感じは否めない。3時10分が刻々と近づくというサスペンスが盛り上がらないというのが正直な感想。約30分の追加分が新しいものを生み出せなかったということだ。
映画と出会う・世界が変わる
2009年12月26日

『3時10分、決断のとき』 (2009)
極めてオーソドックスに正攻法でぐいぐい観客を引っ張っていく展開は映画として素晴らしい。確かに銃撃戦も見応えあるけれど、それだけではない。いわば人間ドラマの西部劇。一筋縄ではいかない首領との駆け引きや、途中から一行に加わる牧場主の長男との関わりなど、かなり人間が描きこまれていて、ラストに向かって心理ドラマさながらに話は進んで行く。それぞれの登場人物たちの思惑や心理に比重が置かれているので、西部劇だと言うことさえ忘れてしまうほど。とにかく役者が揃って素晴らしい。
よーじっくのここちいい空間
2009年11月13日

[映画『3時10分、決断の時』を観た]
非常に面白かった。久し振りに西部劇を堪能させてもらった。西部劇としての定番事情を無理なく放り込み、ダンの、息子との絆や、ベンの生い立ちからくるダンへの愛着。また、派手だがかろうじて充分にリアルな、クライマックスの「町の住人全員が敵」状況と、現代的に見せてくれる。金を得たいと言う最初の動機と、息子に尊敬されたいと言うある意味の不純な動機…それらが最終的には「正義感・責任感」 に収斂されていくのもいい。男はベンの様な自由さに憧れよう。でもダンのような無骨な正義感に生きるも悪くないなと思わせる魅力が、この作品にはあった。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2009年11月10日

映画[ 3時10分、決断のとき ]男として、父としての決断のとき
オリジナルをも超えたと思わせるほどの秀作。凡庸でよくあるストーリーではなく、先の展開がわからない、変幻自在なストーリー。さらに登場人物の型におさまらない魅力的なキャラクター。とにかく面白い。これは男と男の物語であると同時に、父と息子の物語でもあるのだ。息子に軽蔑され続けた父が、勝ち目がないとわかっていても命をかけてまで、成し遂げようとした「ウェイドの護送」。泣かせます。間違いなく悪役ウェイドを演じたラッセル・クロウの映画。観ていてわくわくさせてくれる。悪役が魅力的だと、映画は面白い!
アロハ坊主の日がな一日
2009年11月2日

3時10分、決断のとき
シンプル・イズ・ベスト。単純なお話の中に、一本芯の通った心理描写や人間関係の描写があり、大変まとまりのいいタイトな脚本に仕上がっております。ベイルは証明したかった。自分にも何か「たいしたこと」ができるんだということを。そして息子に尊敬されたかった。妻に惚れ直してほしかった。クロウの描き方は一筋縄ではいきません。だれもがクロウには惑わされる。そのことが、アクションシーンなんかよりよっぽど、この希代の悪役の強烈な魅力になっている。
キノ2
2009年10月31日

☆3時10分、決断のとき(2007)☆
★★★★★ これは、ストーリー、役者、音楽すべてにおいて大満足。期待以上の作品でした!皆様に是非観ていただきたい!DVDでもいいから是非観て!って思った作品!次に何が起きるかとドキドキハラハラしっぱなしでした(笑) 久々に観たこの西部劇、ラッセルやベイルが出ているせいか古くさく感じなくて、内容も西部劇の定番、勧善懲悪の物語だけでなくて、それぞれの人物描写もうまく、いろいろな思いが詰まった奥の深い作品でした。二人とも上手い!!!
CinemaCollection
2009年9月15日

『3時10分、決断のとき』
保安官もあっさり降伏、鉄道会社役員も逃げるのにためらいはない。助かる見込みが万に一つもないのだから、保安官や役員を責められはしない。だが一人悩む牧場主に、我々は感情移入することになる。「誇れるものが何もない」 牧場主の言葉が突き刺さる。牧場主にとっては大金が提示される。その揺れる心情を演じるクリスチャン・ベイルがみごとである。老探偵のピーター・フォンダもイカしているが、なんといっても悪漢役のラッセル・クロウ。堂々たる悪党のボスを演じている。
映画のブログ
2009年9月6日

『3時10分、決断のとき』(2007)/日本
★★★★★ ダンとウェイドは、お互いの考えている男としてのポリシー、それに惚れこんだのかもしれない。だから約束を守った。何か、惚れ惚れしてしまいました。普通の上映なのに、終わった後拍手が起こってました。試写会では時々あることなんですが、普通の映画館では初めてのこと。そのくらい見事でした。パンフレット売り場にも行列できてて、、。いい作品はやっぱり買いたくなるもんね。言葉では語りません。とにかく観てほしいなと思います。
NiceOne!!
2009年8月22日

『3時10分、決断のとき』
[プライベート・ライアン] を参考にしたという移動がメインのストーリー&予期せぬ順番で命を失っていく脚色が見事でオリジナルの映画版よりも活劇の魅力が増している。オリジナルよりリメイクが良くなった、最近では珍しい作品に仕上がっているので公開規模は小さいが、是非劇場のスクリーンで観てほしい。
INTRO
2009年8月19日

「3時10分、決断のとき」
2年くらい前に観ましたよ。結構普通の西部劇です。ラッセル・クロウがカリスマの悪漢をやってます。[ダークナイト]のジョーカーとか好きな人とかいいんじゃないでしょうか?自分はカリスマの悪漢を観るたびに「早く誰か背中から撃てよ」と思ってしまうのでダメでしたけど。クリスチャン・ベイルが西部劇らしい正統的なキャラを演じているのですが、存在感があってよかったです。
クマの巣
2009年8月15日

3時10分、決断のとき
★★★★ 街を出発してからコンテンションの街に着くまでの道中、この間が全体の7割ぐらいを費やして描かれるわけですが、中だるみや飽きとは一切無縁といって構わないでしょう。目が離せません。次から次へと起こるエピソードに惹き込まれる一方。そしてその旅を通じてダンとベンは徐々に心通わせるようになり、時に協力し合ったりします。が、しかし決して最後の一線は相容れないのですが…。この辺の微妙な距離感は2人の俳優の妙技が光ります。
LOVE Cinemas 調布
2009年8月10日

3時10分、決断のとき /3:10 to YUMA
★★★ ラッセル・クロウがめちゃカッコ良くて随分いい役もらったね!って思っちゃった(笑) ゆるいロードムービーしながら、最終目的地へ行くまでの間に撃ち合いがあったり。会話もあんまり惹かれるものではなかったので…。結末もやっぱり読めちゃうかな。ルーク・ウィルソンがちょい役で出て来たのはちょっと嬉しいサプライズ。それとピーター・フォンダも出てます。西部劇ファン、男臭い映画が好きな人に。
我想一個人映画美的女人blog
2009年8月1日


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