蝉しぐれ:作品を観た感想(3)

蝉しぐれ
よく出来ている作品です。爽やかさや清涼感を感じる「青春物語」である原作、10代から壮年期までの長丁場をよく2時間で収めたと思います。父の遺体をふくと共に運ぶシーンは屈指の名シーンになりますが、ここもよかった。ただ、時間が流れ、それぞれ成長してからの2人に違和感をおぼえてしまうんですね。ふかわりょうさんは思っていたよりも良かったのですが、正直主人公である牧文四郎を演じた染五郎さんが合わないと思いました。・・気づかなかった幼い思いは、20年たっても色あせることがない。悲恋ですがハッピーエンドでもあります。
いやいやえん
2010年12月19日

蝉しぐれ
市川染五郎は、個人的には好かぬタイプだが、それでも良かった。  特に前半、中盤の叙情的な情景とは打って変わった後半における数十人の敵を前にしての剣劇は圧巻で、果敢に戦う姿はとても現実味があって良かった。総じて、大変に美しく、素晴らしい映画であったと思う。 だが、それで感銘を受けたかと言うとそう言う事は無い。
黄昏ミニヨン想録堂
2007年1月28日

「蝉しぐれ」息詰まる大画面の悦楽
★★★★ 素晴らしい作品に出会った。 桜、蝉しぐれ、目に眩しい稲穂 そして一面の銀世界。 目にそして耳にと季節の移り変わりを感じ、隣同士の幼なじみはそれぞれの運命に翻弄されつつそれでも自分をしっかりともって生きている。 二人が見つめる、「二人が一緒に生きることは出来なかったんですかね」 瞳が答えてる。 秀逸なシーン。 胸が震えた。
soramove
2005年10月20日

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