ニューヨーク,アイラブユー:作品を観た感想(27)

『ニューヨーク,アイラブユー』 (2010)
一見、オムニバス形式みたいだけれど、実はコラージュの「緩さ」がここちいい作品。イメージだけでニューヨークを想像している人間でも、なんとなくわかったような、ちょっと触れたような、気持ちにさせてくれる映画。シェカール・カプール監督のフランス人歌手のエピソードは、別にニューヨークじゃなくてもの感はあるけれど、ニューヨークだからこそなのかもしれない不思議な切なさが、印象深かった。愛のドラマを背景にした ニューヨークという街が主役の作品になっちゃってるところが、きっとこの作品の魅力なんだろうなあ、と思う。
よーじっくのここちいい空間
2013年7月2日

ニューヨーク,アイラブユー
多種多様な人物達が生活している姿がみれました。また物語自体も色々な設定がありましたね。またその舞台となる各所をも色々です。「愛」をテーマにした作品集です。部分部分がつながってる話もあります。ナタリー演じるリフカが嫁いだのはどんな文化の国だったのかな、ちょっと気になります。車椅子のプロムの話がなんだか可愛かったですね。おじいちゃんおばあちゃんの話もなんだかありそうで面白かったです、「階段を上らせて始末する」ってちょっと笑っちゃった…長年連れ添う愛を感じたなあ。リッチ嬢痩せすぎじゃないかなぁ…大丈夫かな…。
いやいやえん
2010年10月22日

【映画】ニューヨーク、アイラブユー
長くてネチネチして、まどろっこしいラブストーリーを見たくない人には、ライトに楽しめるラブばかりなので、自分の好みが判りやすいかも。話も明るい物から暗い物、真っ直ぐなものからちょっと複雑な物と様々です。たった10分弱の作品だから監督色はあまり期待できないかも…。一番好きだったのが、老夫婦の話。すっごく面白くて、コメディ路線なんだろうけど、長年連れ添った夫婦の深い絆みたいのを垣間見えてとても良かった。豪華キャストなので一度に沢山美味しいです。どっぷり浸かれる恋愛映画ではないけど、ちゃんぽん鍋のようなお得感。
☆紅茶屋ロンド☆
2010年9月11日

ニューヨーク、アイラブユー
ちょっと期待していた雰囲気とは違ってたのでびっくり‥(汗) 1編ずついい作品を作ってるのに、区切りがないっていうか・・ニューヨークのあちこちで起きてる様々な愛の形を垣間見るような繋げ方なので、一つ一つが分かりにくい。出演者も監督も物凄く贅沢な作品なので一見の価値はあると思う。お気に入りは、シェカール・カプール監督作のちょっと幻想的な雰囲気の物語。シャイ・ラブーフがこんなに落ち着いた雰囲気を醸し出すなんて…。そしてジョシュア・マーストン監督作の老夫婦の物語。長い間共に生活してきた2人だからこその会話が心温まるストーリー。
ひばなのシネマの天地
2010年9月8日

ニューヨーク,アイラブユー
★★★ 面白いとか感動とかないんですが、ニューヨークの雰囲気はすごく素敵でしたね。朝、昼、晩といろんな姿を魅せてくれたニューヨーク。行ってみたいなーと思わせてはくれましたね。アントン・イェルチン君が出ていた車椅子の女の子を押してプロムへ行くお話、シャイア・ラブーフ君が出ていた"女優とホテルマン"の幻想的なお話、何だかんだ言ってもお互いを思いやる老夫婦のお話…が印象に残りました。老夫婦のお話で、妻がもっと足を上げて、夫が上げてるよ〜のセリフが何気ないんだけど良かったな。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年9月1日

どこかパリ的なNY 「ニューヨーク, アイラブユー」
オムニバスの各エピソードごとに監督が替わるが、日本からは岩井俊二が参加。部屋に「デスノート」のポスターが貼ってある以外、いつもと少し違う作風である気がして岩井と気づかないかもしれない。"NYは可能性に満ちた街、どんな願いもかなう"と言うタクシーの運ちゃんに画家は"しばらくの間だけはね"と答える。NYが好きな人も嫌いな人も概ね楽しめるが、製作のエマニュエル・ベンビイなどフランスの血が入るので、どこかパリ的なアンニュイさが漂うNYという感じもした。個人的には二つの「セントラルパーク」が印象に残った。
シネマ走り書き
2010年8月29日

ニューヨーク、アイラブユー
★★★ 10人の監督がそれぞれ別個にニューヨークを舞台にした愛のドラマを制作するというオムニバス。11人目の監督が10個の短編を有機的に繋いで一つの映画に仕上げる方式が採られて、構成面での配慮に加え、豪華な配役陣と興味深いエピソードがあって、なかなかの出来栄えと言えるでしょう。一つの短編が二つに分割されて間をおいて映し出されたり、同じ俳優をいくつかの短編の中に少しずつ登場させた上でラストのエピソードに繋げたりしています。
映画的・絵画的・音楽的
2010年5月9日

ニューヨーク、アイラブユー
なかなかに見応えのある映画でした。2時間の中に10篇のストーリーとそれを繋ぐ1篇の全11篇のストーリーを入れなければいけないので、一つ一つのエピソードに多くの時間は割けないんですが、それでも印象に残るグッとくるエピソードが何篇かありました。特に、オーランド・ブルームが出ていたエピソードはあの後、どうなっていくんだろうかと凄く気になりました。それぞれ短い時間のエピソードなんで、余計なものをそぎ落としているのでそこを想像力で自分なりに補完したり、その後の展開を妄想したりしていろいろと楽しめる映画でした。
だらだら無気力ブログ
2010年4月19日

ニューヨーク、アイラブユー
一番印象に残って素敵だなと思った話は、おじいちゃんとおばあちゃんの夫婦が海岸へ向かって歩いていく作品。互いに憎まれ口を叩きつつも、長い年月一緒にいて苦楽を共にした2人だからこそ甘い言葉が無くてもそっと寄り添えるのかなとか思いました。面白かったというかクスって笑えたのは、ヘイデン・クリステンセンとアンディ・ガルシアの話。どの作品も会話が重要で、みなさんお洒落で素敵な会話を交わしてました。やっぱりこういうお洒落な言い回しは日本人よりも外国人の方が似合うなって改めて思いました。
Diarydiary!
2010年4月16日

『ニューヨーク,アイラブユー』
ニューヨークの街角に咲く<恋の短編集>。注目すべきはなんといってもナタリー・ポートマン。本作では、第2話ミーラー・ナーイル監督の[ダイヤモンド街]でまずは俳優として参加。結婚式を控えたユダヤ人女性を演じている。剃髪のナタリーの顔の美しさといったら!この世のものとは思えぬ完璧な造詣に思わず身震いするほど。そんな美貌のみならぬ知性派でもあるナタリーは、本作では次に監督としての才能を遺憾なく発揮。脚本も手がけたという第8話の[セントラル・パーク]は実にパーフェクトな仕上がり。巧い!
シネマな時間に考察を。
2010年4月15日

ニューヨーク、アイラブユー
映画を観る会で、私が選んだ作品です。(^^)vニューヨークを舞台に10人の監督による男と女のエピソードが綴られます。オムニバスと思っていたのですが、違いました。( ^ _ ^;実は2カ月前に観る予定だったのですが、スケジュールが合わず、伸び伸びになってしまい、
映画、言いたい放題!
2010年4月2日

☆「ニューヨーク,アイラブユー」
★★★ オムニバス??群像劇??な編集って、内容が覚えづらくて苦手ー。人種のるつぼ、多種多様な生き方が出来るニューヨークでのさまざまな恋模様を展開。[パリ〜]の時も感じたけど、NYという都市名からは想像も出来ない風景が見られるのは新鮮。ひらりん的には、役者名では作品を選ぶけど、監督名で映画は観ないので…。本作で一番良かったのは、オーリーとクリスティーナ・リッチの出会いの場面かなっ。アントン・イェルチンのプロム話はオチがあって面白かった。ニューヨークっぽい俗世間が描かれてるとは思うけど、それ以上でも以下でもない気が。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2010年3月31日

『ニューヨーク,アイラブユー』 試写会鑑賞
テーマはニューヨークを舞台にしたラブストーリー。いろんなストーリーがあったはずなのに、鑑賞後少し経った今、正直ほとんどのストーリーをちゃんと覚えていません。それでもオペラ歌手と脚の不自由なホテルマンのお話と、チャイナタウンの画家のお話は良かったな。ただこの映画、一つ一つのストーリーがどうこうというよりも、広いニューヨークが舞台で、いろんな人がいて、いろんな人たちと出会い、いろんな関わり方をする。その一部を垣間見る感じで、いろんなエピソードをまとめて楽しむ映画なのかもしれません。
映画な日々。読書な日々。
2010年3月27日

ニューヨーク,アイラブユー
全体に感じられるのは監督や出演者、スタッフたちのこの映画に対する愛かも知れません。それぞれの監督の作品が区切られて登場するのではなく、少しずつ融合しながら映画全体の物語を作り上げています。ビジネス街とはまた違った面を見せるニューヨークの面白さが生かされていて楽しかったです。そして、どの監督の作品も本当に面白くて見応えがありました^^ これだけ多くの人種や文化が融合されている街ってすごいなあと思うのと同時に、この街が多くの人に愛されるのも分かるなあとちょっと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年3月22日

「ニューヨーク,アイラブユー」
正直、[パリ、ジュテーム]に比べると雑多な仕上がりでしたが、個人的にはサラっと描いたエスキースのようなタッチの作品も多く、好きなテイストで楽しめました。本屋でふと立ち読みした雑誌に載っていたエッセイが意外と面白かったり、目的も無くぷらぷらしていたら、安価で可愛い雑貨を見つけてしまったり…といった時のような気分を味わえて。特に気に入ったのが岩井俊二監督作。オーランド・ブルーム扮する、ややヲタな音楽制作者と、クリスティーナ・リッチ扮する女の子の、顔の見えない相手との淡い恋愛模様を描いた一作。
RAY's Favorites
2010年3月14日

「ニューヨーク,アイラブユー」10人の監督が描く『パリ、ジュテーム』のNY版
★★★★ 見たことある顔がどんどん出てくる。「えーと、この人誰だっけ」と思ってるうちにシーンは切り替わる。NYといえば魔天楼とイメージするが下町っぽい狭い通りやボードウォークなど、何気ない風景と人々の生活がしっくりしていて、奇抜さを狙ったものじゃなく監督のこだわりの風景をいかに見せるかを楽しみつつも競い合うような手堅さも感じた。特に強い何かを感じるって訳じゃないが贅沢な時間を過ごせた。自分の好きな街にもこんな良いところがあるぞと自分も誰かに紹介したくなった。そんな親密な気にさせる映画だった。ワリと好き。
soramove
2010年3月13日

ニューヨーク,アイラブユー(’09)
11編以外の、繋ぎの部分がランディ・バルスマイヤー監督担当、アタルパート2つ差し引きで、11監督で11編、だったのでしたが、この繋ぎパートで、ビデオアーチィスト女性(エミリー・オハナ)に各パートの登場人物達が接触してたり、彼ら同士のちょっとした接触もあったり、やはり、オムニバス、という訳でなく、アンサンブル、NYの街に散らばるそれぞれ一コマずつのエピソード、のテイスト出ていた演出で、面白い気も。改めて見てみて、結構新たに思う所あったり確認出来たり、色んなNYスポットも再度味わって、景気付けになったし満足でした。
Something Impressive(KYOKOV)
2010年3月11日

ニューヨーク,アイラブユー
★★★ イエローキャブ・ドライバー曰く、"Capital of everything possible."の世界で、色々な物が結びついて新しい化学反応が起きている感じ。トータルで観ると、バラバラそうでやっぱりまとまっていて、何かジグソーパズルを映していたカメラがズームアウトすると、美しいニューヨークの絵が現れたというよくある映像を映画そのものでやり遂げたという感じ。実はそのカメラマンも映画の中にいて、街中をビデオカメラで収めているエミリー・オハナ。この人が多分、映画内映画監督の役割を果たしていたのだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年3月11日

ニューヨーク,アイラブユー
★★★ う〜ん、とってもお話しがてんこ盛りだったのでお腹一杯になっちゃいました。11のエピソードがあったみたいですけど、印象に残ってて気に入ったのは3つ,4つかな。なんと言ってもニューヨークという街は色んな表情をみせてくれるところですね〜。なんか全てがオッサレ〜。"ビッグアップル"ですよ。"人種のるつぼ"ですよ。けど、いろんな話があり過ぎてもちょっと時間経ったら全てが忘却の彼方になりそう。
映画道
2010年3月11日

ニューヨーク、アイラブユー
[パリ、ジュテーム]よりもランディ・バルスマイヤーが、それぞれのエピソードを繋いでいるので、アンサンブル・プレイような仕上がりになっている。何気ない日常を切り取ったような作品であり、ドラマティックに何か起こることもないが、一つ一つの物語から愛の広がりを感じさせるのが気持ちいい。幅広い年代層の恋愛模様も描いているのにも好感が持てた。なんだか真っ白いキャンパスに絵を描いて行くかのような気持ち良さがあった。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年3月6日

ニューヨーク,アイラブユー
[パリ・ジュテーム]が好きだったひとなら絶対気に入るステキな映画です。これだけわんさかステキ俳優さんたちが出てくれるのですから、たまんないものがあります。エピソードとエピソードを繋ぐゆるい物語を挿入し、全体がひとつのまとまった群像劇といった趣に。なので、個々のエピソードも、監督がちがう割には、テイストが(比較的)均一で、突出した味わいのものはありません。よく言えば調和がとれていて、悪いく言えば監督の個性の出し方が薄いのかな。オムニバスだと知らずに観たら、ひとりの監督が撮ったひとつの映画と思うかも?
キノ2
2010年3月5日

【ニューヨーク,アイラブユー NewYork,ILoveYou】豪華キャスト...
★★★★ 豪華なキャストにビックリする〜!ストーリーは静かにそれぞれの生涯の一瞬を紡ぐ。良い映画でした。NYで生きる人たちの日常の中の非日常を描いたエピソードの数々。微笑ましかったり、ちょっと驚いたり、、。それぞれのエピソードが味わいがあって心に残る物だった。どの監督がどの作品、、。と、解った状態でもう一度ジックリ見てみたいかも。もちろん、好きな役者を見ると言う豪華キャスト目当ての鑑賞もアリだと思います☆
見取り八段・実0段
2010年3月3日

*ニューヨーク,アイラブユー*
若い人だけでなく、中年、老年のご夫婦のお話があったのもいいですね。イエロ−キャブにまつわるものとか、愛煙家が外でタバコふかしながら言葉を交わし始めるシーンとか、ニューヨークならでは〜というのもたくさん。そしてこれらが"つなぎ的"な役割りも果たしてます。夢を追ったり、成功物語という感じの大きなお話はありません。ふとすれ違う人と人に生まれる小さな絆。家族が自分たちの関係を見つめ直す瞬間。過去の幻想に浸る人。小さいけれど、かけがけのない幸せを見つめ直す。全体にそんな感じの作品でとても今という時代に合った感じ。
Cartouche
2010年3月3日

『ニューヨーク,アイラブユー』
★★★ ニューヨークという大都会だからこそ表現できる街の力もあり、繊細かつ大胆な表現も見て取れる。当たり前のことが当たり前に感じ取れなくなっている現代人について、そしてその直接的でない愛情表現を静かに描き出している。それぞれがたった7分程度の映像の中に愛の形を凝縮していた。都会の景色や自然や太陽の光や水溜りなどを上手に演出に使い、写真に残しておきたいような眩しい映像もあった。作品一つ一つもビッグサプライズはなかったけれど、丁寧かつ繊細に描いていた。それぞれのストーリー魔法にかけられたようにどこかで繋がっている。
京の昼寝〜♪
2010年3月2日

ニューヨーク,アイラブユー
★★★★ 素晴らしい作品でした。なんて美しいのか。10人の監督の描き出すエピソードは時に幻想的であり、時に切なく、時に可笑しく、時に微笑ましい。出演する豪華な俳優陣にも目を奪われます。エピソード間に挟まれる様々なニューヨークの風景。それもただ映しただけでなくランディ・バルスマイヤー監督の映像センスの素晴らしさといったら!…魅力的な街の風景に引き込まれながら、そこに暮らす人々の小さな日常を切り取った作品、上質な映像詩を愛でつつ、各監督の行間に込められた想いをあれこれと考える。なんて贅沢な時間なのか。
LOVE Cinemas 調布
2010年2月28日

☆ニューヨーク,アイラブユー(2008)☆
★★★★ ニューヨークを舞台にしたオムニバス映画ですが、エピソードをつなぐストーリーも入れて、アンサンブル映画にもなっているので、流れがスムーズで1本の映画を観ているような感じでした。11のお話をひとつの作品にしているのがランディ・バルスマイヤー監督で、エミリー・オハナ演じる熱心なビデオ・アーティストのゾーイを登場させています。全体としては、感情の変化に緩急がなく、大きな感動で心を揺さぶられることはなかったので、人によっては退屈と感じてしまうような静かな流れですが、スタイリッシュで洗練された作品で私は好きでした。
CinemaCollection
2010年2月28日

ニューヨーク,アイラブユー / NEW YORK,I LOVE YOU
★★★★ 違う作品に出て来た人が、別のストーリーでもちょこっと出たりして、オムニバスっていうより、ひとつの大きな流れ的な感じで群像劇に近い、よりライブ感のある仕上がり。描かれる10のラブストーリーは年代も様々。若者の恋と老夫婦の恋もそれぞれ面白かった☆全体的に派手な演出はなく抑えめ、インディーズムービーっぽさ満点!ストーリー1つ1つはすごい面白いっていうわけじゃないけど、平均してどれも楽しめた♪オチがあるものが多くて、短編ならではの面白さがある脚本。ニューヨークやキャストに興味あれば尚一層楽しめる作品☆
我想一個人映画美的女人blog
2010年2月28日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: