キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン:作品を観た感想(2)

映画 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
人種差別、毒物、嫉妬、欲望、殺人などなど実際にあったネイティブ・アメリカン連続殺人事件を基にした人間のおぞましさや醜悪性、二面性、脆弱性を深く掘り下げた佳作です。「なんと、3時間26分の映画か!しかも、休憩なしとは!」と、尻込みをしてしまいましたが、体感時間は2時間くらい。全く長くは感じませんでした。ストーリー展開のテンポもよく、随所にフラッシュ・バックや小説で言うところの先説法・フラッシュ・フォワードを織り交ぜているので、全く飽きが来ず映画に集中できました。
Anthony's CAFE 
2024年1月27日

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン・・・・・評価額1750円
★★★★★ 隠されたアメリカ史のおぞましい側面を、じっくりと描き出した大力作で、206分もの上映時間を1秒たりとも飽きさせない。今年80歳になる巨匠スコセッシの、円熟の技を堪能出来る傑作だ。観る前に、原作を読んでいたのが正解だった。登場人物が非常に多く、歴史的要素も絡んでくる。冒頭1時間かけて事件が起こるまでの背景を描きこんではいるのだが、ある程度事前知識が無いと物語に入り難いと思う。原作とは言わずとも、少なくともモチーフになっている「オセージ族連続殺人事件」を予習してから鑑賞した方がいいだろう。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2023年10月26日

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