マン・オン・ワイヤー:作品を観た感想(14)

マン・オン・ワイヤー
★★★★ ドキュメンタリーというとちょっと退屈したりしますがテンポが良かったのでさくさく観られました。んーただ、ワールド・トレード・センター......特に何も...で終わった。ラストに長く映るツインタワーが印象的でしたが...。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2016年2月24日

映画 【マン・オン・ワイヤー】
★★★★ いよいよプティの足がワイヤーにかかり、彼は霞がかかったような空間へ歩き出します。すぐさま屋上に駆けつける警官。地上から見上げる仲間たちや観衆。なんと、プティは45分にわたってワイヤーを8往復もしたのです!地上411メートルのワイヤーの上のプティは笑顔で、優雅で、何物にもとらわれない全くの自由を満喫しているようでした!命懸けのパフォーマンスがここまで感動を呼ぶんですね。確かに人騒がせだし、犯罪なのでしょうけれど、それがあまりに華麗で美しいので犯罪ということすら忘れてしまうのです。
ミチの雑記帳
2009年9月8日

マン・オン・ワイヤー
本作の一番の見所は、やはり綱渡りの場面なのだがそこに至るまでの行程も非常に興味深い。フィリップの計画に協力した仲間達には感動だった。倫理的にどうかという問題はあるものの、痛み入る。事実ながらドラマティック。映画として考えると、監督凄いなぁって。編集が冴え渡ってる。現在のフィリップと仲間達による語り・過去に記録された映像と写真・役者を使った再現ドラマ。これらが上手い具合に組み合わされている。再現ドラマシーンもなかなかに美的で見応えあった。
h
2009年8月20日

「マン・オン・ワイヤー」ツインタワーの間を歩いた男
★★★ 不可能と思われた高所での綱渡りを計画し仲間を増やし準備をしていった、その時の協力者のインタビューや再現映像でまるで銀行強盗のような犯罪計画のように実行の日までの事実を積み上げていく。ドキュメンタリーとしては秀逸な出来だろう、関係者の話を積み重ねることでムリだろうと思わせることも「出来そうだ」という気にさせてくれるし、ハイライトの綱渡りのシーンは幻想的で美しい。
soramove
2009年8月19日

『マン・オン・ワイヤー』@テアトルタイムズスクエア
★★★ フィリップ・プティは超人的な凄さだと思いますが、それを助けた仲間や恋人が私は本当にすごいと思いました。フィリップを信頼し、心から彼の夢を叶えてあげたいという気持ちがないとできない。成功後のことをフィリップは興奮しながら話します。だけど協力者達は言葉を詰まらせ、涙ぐむんです。フィリップはインタビューでもともかく綱渡りのことばっかりで、仲間への感謝の気持ちがあまり感じられなかったんですよね。
映画な日々。読書な日々。
2009年7月30日

『マン・オン・ワイヤー』 (2008)/イギリス
★★★★ 綱渡りと言うと普通、向こう側に渡りきったらおしまいと思うが、フィリップの綱渡りは違う。何回も往復する。その途中で綱の上に寝転んだり、向きを変えたり、ひざまづいたり。まるでそこには綱など存在しないかのように彼は振舞う。そして綱渡りの写真や記録のどれを見ても、フィリップの姿は実に優雅で、芯から綱渡りを喜んでいる。WTCのシーンでバックに流れるジムノペディ。これが本当によい。芸術品のような仕草に合っている。
NiceOne!!
2009年7月10日

マン・オン・ワイヤー
フランスの大道芸人のドキュメンタリー映画でした。「史上、最も美しい犯罪」 伝説の大道芸人フィリップ・プティ。犯罪とわかっていながら計画を進めていく仲間たちと、自分の芸を貫こうとする信念には、賛辞を送りたいとは思いますが、高い所があまり好きでない私にとっては、下半身がむずむずするからやめてもらいたい(笑)。命綱なしに45分もの間、ワイヤーの上で踊ったり寝そべったりして、8往復もしたそう。
幕張コーポ前
2009年7月2日

マン・オン・ワイヤー
「史上、最も美しい犯罪」の瞬間、それを成し遂げたフィリップ・プティ自身だけを追ったものではなく、当時それに関わった連中の信頼や確執、道具の搬入方法から設営方法、準備不足で断念とそこへ至るまでの道のりも綱渡り状態だったと言う苦労話が語れていて、最後まで妙な緊張感も漂った見応えのある作品だった。途轍もないことに挑む言う彼の純粋な冒険心にいつの間にか共感していた。警官の警官としてではなく、一人の目撃者として語っていたインタビューも印象的。
小泉寝具 ☆ Cosmic Thing
2009年6月20日

「マン・オン・ワイヤー」
大画面で鑑賞したせいもあり、心臓を鷲掴みにされるような緊張感を味わいながら繰り広げられる映像と音楽に心打たれ、忘れがたい映画体験をしました。ものすごく感動しています…。ドキュメンタリー映画としても上質です。そしてところどころに挟み込まれる再現映像もセンスが良く、観客を物語に引き込み、この「20世紀最大の犯罪芸術」の共犯者に変えていきます。ちょっとでもこの作品のことが気になっている方はぜひ劇場に足を運んでほしいです。
ハピネス道
2009年6月18日

映画「マン・オン・ワイヤー」(2008年、英)
★★★★ 駆け付けた報道陣に綱渡りの動機を聞かれたPhilippeは言った。「理由などない」 とてつもないことを考える。ひとつ間違えば即死。金儲けにもならないだろう。なにより犯罪である。しかし Philippe は忍耐強く練習し、慎重に時間をかけて計画を練る。彼を突き動かしたエネルギーは何か。そこにビルがある…からか? もはやWorld Trade Centerは存在しないが、その後も彼はいろいろなところに出没し、パフォーマンスを行ったという。
富久亭日乗
2009年6月18日

マン・オン・ワイヤー △87
★★★★★ こんな魅力的な犯罪はない。眠っていた冒険心、イタズラ心…飛び出しそうな心臓を抱えて、だけど楽しくてわくわくして。彼の仲間になって時間を忘れたような気分。飽くなき創造性と可能性とを抱えた子供のまま、彼の冒険を一緒になって経験することができる。可能性にまるで終わりがないかのように、青空の向こうへと続く彼の無謀な冒険。イタズラな表情が消え去り、打って変わって目をつむり、集中力を高める真剣なフィリップの姿を、痛いほど心に焼き付けるだろう。
レザボアCATs
2009年6月18日

『マン・オン・ワイヤー』観た感想
★★★★★ 非常に美しかった!!空のシーンは神々しいと言ってもいいくらい。音楽も静かでピッタリ。大道芸人らしく衣装も素敵だし、ユーモアたっぷり。そしてとてもスマートな身のこなし。もうもう見とれてしまった!映画ならよくあるアクションだけど、特撮じゃない。
映画初日鑑賞妻
2009年6月14日

マン・オン・ワイヤー
★★★ きっちり当時のフィルムとか写真が残されているのは素晴らしいことです。今回も様々な当時の映像を目にすることが出来ます。実際にプティに綱から降りるように説得した警官の映像は特に印象的でした。最後に「個人的には二度と見れないものを見た。生涯一度きりだ。」と話します。そしてその表情は本作のコピーにあるとおり「史上、最も美しい犯罪」に陶酔しているようでした。
LOVE Cinemas 調布
2009年6月14日

バカと煙は
1974年8月のアメリカ合衆国と云えば、日常のそこかしこに疲弊の影が忍び寄っていた。それを象徴するようなウォーターゲート事件によるニクソン大統領の辞任が迫っていた。暗い世相にあって、前代未聞の挑戦であるフィリップのパフォーマンスは痛快この上ないもの。それはアメリカ国民が日々の生活で溜め込んでいた鬱屈を一気に吹き飛ばした。背筋をのばして空を見上げればそこに広大な空があることを、フィリップは気付かせたのだ。
MESCALINE DRIVE
2009年6月7日


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