野火:作品を観た感想(2)

『野火』（'16初鑑賞72･WOWOW）
★★★★ 映像がものすごく色鮮やか｡ｼﾞｬﾝｸﾞﾙの緑と血の赤､鮮烈です｡兵士の身体が吹っ飛んでﾐﾝﾁ肉になる描写が物凄すぎて､体調の悪い時に観るのは避けたほうが良い｡８７分の映画ですが､観終わった後はとにかく疲れた｡人間性をとことん失うのが戦争｡それを追体験させてくれるのがこの作品｡
みはいる･ＢのＢ
2016年8月10日

野火
★★★★★ 戦場のﾘｱﾙというのが伝わってくるようで､こんな作品はほかにみたことがありません｡ﾊﾘｳｯﾄﾞの戦争映画にもでてこない､ﾘｱﾙさというのを実感しました｡力強い伍長役の中村達也の存在感や､何を考えているのか分からない不気味な安田（ﾘﾘｰ･ﾌﾗﾝｷｰ）とその子分というか親子的関係に陥る若い兵隊の永松（森優作）との関係など､極限化の人間関係というのがとにかく怖かった｡戦後70年ということで戦争映画がいろいろ公開されていますが､今こそ映画館でぜひともみるべき作品でしょう｡
映画好きﾊﾟﾊﾟの鑑賞日記
2015年8月20日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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