ハンナ・アーレント:作品を観た感想(6)

ハンナ・アーレント
★★★★ Nakajiはぜんぜんこの人知らなかったんですが、素晴らしい人を教えてもらったって感じでした。この映画みてると「思考すること」の大切なんだなって思う。
C’est joli〜ここちいい...
2014年2月27日

「ハンナ・アーレント」
大学から“辞職してくれ!”と言われたアンナが“わたしはいつも教室を学生でいっぱいにする事ができるのよ!”と返すシーンは痛快だった。そしてラスト…大学の教室で自らの信念を熱く語り始める。あのシーンは素晴らしかった。ハンナ・アーレントを演じるバルバラ・スコヴァはもちろん、「アルバート氏の人生」で颯爽たる男装が似合ったジャネット・マクティアのメアリー・マッカーシー役も存在感ありで素晴らしかった。
ヨーロッパ映画を観よう!
2014年1月7日

『ハンナ・アーレント』が発信するのは何か?
巧いな。『ハンナ・アーレント』を観て、そう感じた。この映画から、ドイツ国民の思慮深さと立ち回りの巧さを改めて思い知らされた。どんなに認めがたい不愉快な意見でも、感情的に反発するのではなく、冷静に受け止めて考えなければならない。そういう思いが観客の胸に残る。他国を不快にする要素は一切排除した上で、現在及び未来のドイツ人が一方的に非難されることを緩和する狙いが、本作にはあるとに思う。作り手の思慮深さと立ち回りの巧さを、この映画から思い知らされる。
映画のブログ
2014年1月3日

ハンナ・アーレント〜悪は定義できるのか
★★★ 本作、地味な映画なのにやたら人気が出ているらしい。その起源を辿れば、どうも最近の「思考停止」的な特定秘密保護法案騒動とも関連しているらしい。すなわち、安倍首相がヒトラー、森まさこ特定秘密保護法案担当大臣がアイヒマンに見立て、この法案も「陳腐な悪」扱いするという何とも脱力な話なのだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年12月18日

ハンナ・アーレント
★★★★ 彼らの態度は、従来からのユダヤ人社会に定着しているものの見方に囚われたものに過ぎないように見えます。アーレントはアイヒマンのことを「思考不能の人間」と規定していますが、アイヒマンとまさに同じように、彼らも現実の有り様について(全体主義について、ナチスについて、アイヒマンについて、等々)柔軟に思考できていないように思えます。そんな二重の構造が描かれているのが、この映画の優れている点ではないかと思いました。本作でハイデッガーを演じる俳優はどう仕様もありません。
映画的・絵画的・音楽的
2013年12月11日

【TIFF_2012】『ハンナ・アーレント』 (2012) / ドイツ
★★★★ 彼女の社会的地位が脅かされるなど、次第に追いつめられるハンナの横顔と、彼女を支持する人々や、また反論者たちの相互の主張が描かれている。前半部分は特に思想的な背景を理解していないと話についていくのが難しいかもしれない。
Nice One!! @goo
2013年10月11日


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