孫文の義士団 ボディガード & アサシンズ:作品を観た感想(16)

【DVD】孫文の義士団
★★★ これは怖い。もちろんアクションは素晴らしく、暗殺者との戦いとは思えない程のド派手なアクションが楽しめます。往年の少年ジャンプ漫画のような熱い、けど荒唐無稽なバトルを楽しめる人にはオススメです。
マサオブザデッドのかゆうまシネマ
2012年2月15日

孫文の義士団 (十月圍城)
己の理念や大切な人々の為に命を落としていく者たちの姿をエモーショナルに描いた本作。終盤に詰め込まれたアクションもかなりの迫力。ただまぁ、どうにもエモーショナル過ぎ。それぞれのキャラクターを描くドラマもアクションも、全てその人物の死をより一層悲しくするための前フリでしかなく、やっぱり好みではない。「命を落としてでも!」という理念の力強さがもっと描かれてれば印象も変わったんでしょうが。
Subterranean サブタレイニアン
2011年12月23日

孫文の義士団☆1時間、その男を守りぬく
映画史上、最も過酷な1時間 。 辛亥革命100周年を目前に控え、その記念的に製作された映画なんだろうと思うけど、政治的な意図を強く匂わせる事もなく、オールスターキャストで、しかもアクション映画に仕立て上げてしまったのですから、さすがは香港映画です。ただ、痛々しいので、気軽に楽しめないのが難かな…。
☆お気楽♪電影生活☆
2011年12月2日

孫文の義士団 -ボディガード&アサシンズ
ラスト1時間のアクションと逃亡劇にハラハラしちゃった。孫文が密談をする1時間の時間を稼ぐ為に、義士団の一人ひとりが多敵の前に1人ずつ倒れていき、それでも戦い続ける彼らには思わず感動してしまうような、そんな作品に仕上がっていました。とくに前半からある商人とその息子のエピソードが良かったですね。アクションではチョンヤンの回転蹴り技と、リウ坊ちゃんの鉄扇が熱かった〜。そういえばテロップが出ますけれど、実在の人物達ではないですよね?歴史フィクション大作としてはなかなか良くできてると思います。名もない人々の命を懸けた国を思う心が胸に響いてきます。
いやいやえん
2011年11月6日

孫文の義士団
久々の痛快活劇娯楽作である。香港に上陸した孫文たちを乗せた人力車が街の中を疾走すると、そこに次々と浴びせられるボウガンの矢の群れ。そのスピード感、躍動感溢れる映像が素晴らしい。結末は、ほぼ予想はつくが、スリリングで見ている側もヒートアップする。孫文を守る側の義士団の意外なところは、皆、孫文の革命思想に共鳴したというのではなく、個人の人生に決着をつけようという動機が半分以上という点。しかし、そこにドラマ的効果を生み出す要因があり、一人一人の過去のエピソードが効いている。
映画と出会う・世界が変わる
2011年7月4日

「孫文の義士団」 歴史的事実には疎いがアクションには熱くなれる!
★★★★★ この映画の何に感動したかといえば彼らの大義は置いておいて、その徹底的なアクションシーンと熱い涙だったからだ。主軸としては孫文を守る、という熱い志と信念の行動を追いつつも、周辺の人々の日常を交えてそのひとつひとつが最後の場面への序章としてこちらの気分を盛り上げてくれる。アクションにポイントを絞れば今回は派手に吹っ飛ぶような超人的な破壊力とか技より、よりリアルにかなり痛い本物ギリギリの演出。これなら見てるこちらは燃える。ほこりまみれのラストに涙。久し振りに熱い香港映画を見た。最高!
soramove
2011年7月1日

「孫文の義士団」感想
★★★★ 凄い!これは面白い!久しぶりに中華大陸の底力を見た。今後この映画は、アジア映画界の一つの基準となるに違いないと確信する。数世代続いた王朝時代の末期、今まさに一大転換期を迎えようとする中国の国情を背景にした、重厚で芯の通った歴史ストーリーを主軸としながら、誰でも楽しめるアクション活劇を絶妙な配分で融合、相乗させ、ストレスフリーで一気に駆け抜ける娯楽作品へと高めている。また、登場人物一人一人のバックボーンを丁寧に拾い、明らかにする事で、観客の感情移入度を増加、同時に血の通ったヒューマンドラマとしての昇華にも成功している。
新・狂人ブログ〜暁は燃えているか!?
2011年6月22日

孫文の義士団
シリアスな史劇かと思っていたのですが、実際には、政府の刺客と義士団の攻防にフォーカスしたサスペンス・アクションでした。138分と長尺ですが、多彩なキャラクターを手際よく配し、個々のキャラクターのドラマを巧みにおりまぜたクレバーな脚本で、テンポよく魅了してくれます。大敵を前に、ひとり倒れ、ふたり倒れ、それでも戦い続ける義士団の活躍に、思わず目頭が熱くなる式の、少年ジャンプ系映画だと思います。とっても面白かったです☆ 多くの人々が理想に殉じた姿には、素直に敬意を表する気持ちになるのです。
キノ2
2011年6月2日

孫文の義士団
結果的に孫文護衛隊となる人間たちのキャラクターを立たせ、1人1人を書き分けてある脚本が巧い。深々と掘り下げているとは言えないが、混乱もしなければ、過不足を感じることもない。前半でそのあたりをきちんと整理し、後半はどこかに悲しみがある人間たちを一気呵成に動かせる。香港・中国の顔も名も知れたスターたちをいい具合に配置して、1人1人にアクションを披露させて見せ場を作りつつ短い時間でそれぞれのドラマを描くのだから、心が引っ張られて当然なのだろう。見所も悲しみも満載の、見応えある1作。機会がある方は、是非是非。
悠雅的生活
2011年5月31日

「孫文の義士団」 いわば中国の幕末もの
本作で描かれている時代は、日本の幕末にも似た大きく価値観が変わるとき。僕が「龍馬伝」を思い浮かべたのもあながち間違っていなかったかなと思いました。中国において大きく時代が動いた時。孫文を守るべくボディガードとなった人男たちは、すべてが民主化に賛同し参加したわけではありません。それぞれがそれぞれの想いのために戦いへ向かう。そして彼らの命は歴史のうねりの中で、否応なく散っていく。このあたりの想いの強さ、そしてそれを翻弄する歴史のうねりのようなものが、日本の幕末ものに通じるようなエネルギーを感じさせてくれました。
はらやんの映画徒然草
2011年5月5日

孫文の義士団
最高に良かった!前半で孫文が来る5日前から香港で孫文を迎える人々の決意や人間関係を静かなテンポで描いた後、後半をほぼリアルタイムで孫文への襲撃シーンと影武者を使って暗殺団を引きつけるという展開は中々面白かった。500人の暗殺団を相手に戦う襲撃シーンは圧巻。義士がひとり、またひとりと力尽きていく事に字幕で名前・出身地・生没年が出る演出は哀愁が漂ってグッとくる。こんな豪華なキャストが香港の街中でアクションを繰り広げるんだからつまんないわけがない。船上で孫文が香港を見つめるシーンが一番ジーンと来たな。
だらだら無気力ブログ
2011年5月4日

『孫文の義士団』('11初鑑賞59・劇場)
★★★★★ "革命とは死なり"という言葉がありますが、これを地で行く歴史アクション大作。前半に各登場人物のひととなりを丁寧に描いて、後半はほぼリアルタイムで進行するアクションシーンの連続!脚本が実に見事です!前半のドラマ部分で物語にしっかりと引き込まれて、後半のアクションに熱く感動させる。ただのカンフー・アクション映画ではありません。一番驚いたのは暗殺者のリーダー役のフー・ジュン。辮髪&ごっつい風貌に様変わりして誰が誰だかさっぱり解らんかった。役者ってすごいねぇ。とにかく、ものすごくパワーを感じる作品です。
みはいる・BのB
2011年5月2日

孫文の義士団
★★★★ 清朝打倒のための会合に香港へやってくる孫文を巡り、彼を暗殺しようとする暗殺団と、彼を守ろうとする義士団との壮絶な戦いをファンタジックに描いていますが、その斬新な戦いぶりもさることながら、舞台となる香港市街の様子や8人の義士の一人一人について実に入念な描き込みがなされていて、随分と見応えのある作品です。
映画的・絵画的・音楽的
2011年5月1日

『孫文の義士団』 孫文は日比谷でカレーを食べる?
本作は全編アクションに次ぐアクション…ではない。けれでも、アクションを抑えた前半がまたいいのである。もちろん、後半は怒涛のアクションだ。香港の街を走る孫文たちを、暗殺者の群れが襲いかかる。本作が通り一遍の勧善懲悪に陥っていないのは、清朝側の暗殺者ヤン・シャオグオにも相応の信念があり、彼なりに礼儀をわきまえて行動するからだ。そのヤン・シャオグオが、捕虜となった革命家チェン・シャオバイと交わす会話は興味深い。そこに現代中国の国情を見るのはうがちすぎか。
映画のブログ
2011年4月21日

孫文の義士団
★★★★ 期待通り素晴らしい歴史アクション活劇に仕上がっていました。そのスピード感溢れる映像と、躍動感溢れるアクション、そして先が見えない緊迫感に観ているここちらのテンションも一気にヒートアップ!途中で展開される2つのアクションシーンは特におススメです。全ては国の為にという大義、唯その為だけに様々な背景を持った人間が集結し命を賭けて闘う姿。大義の裏にある親子の愛情、夫婦の愛情、父娘の愛情、名もなき多くの犠牲者の想い。最後の孫文の涙ににじんだ目にはそれらの想い全てが込められているような気がしたのでした。
LOVE Cinemas 調布
2011年4月17日

孫文の義士団
辛亥革命へ向けて動き出す香港の様子が緊張感と共に描かれていました。どんなに志が高くても強く鍛え上げられていても、多勢に無勢、陽動作戦が終わった時、倒された男たちの死と共に未来への希望が開かれて行きました。それにしても凄いキャスト。観たことのある俳優さんばかり。さすがの演技とアクションの数々には鬼気迫るものがありました。特にボロボロになりながらも戦い続けるシェンを演じたドニー・イェンの死闘には圧倒されました。100年前の激動の歴史を改めて実感すると共に、この映画が上海ロケで撮られたのも時代の流れなのかなあと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2011年3月1日


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