微笑みに出逢う街角:作品を観た感想(3)

*微笑みに出逢う街角*
地味ですがかなりの作品でした。全員眉間にシワを寄せて、悩み続けていて、暗く、見てる方も辛くなってきます。少しづつ彼女たちの悩みがわかってくると感情移入できるようになり、その置かれてる立ち場の苦悩が理解できるようになってきます。途中で気付いたのはお父さんとの確執でした。"自分のアイデンティティをどう確立していくのか" 後半、彼女たちがその壁を乗り越えようとするシーンは美しく潔く‥。ラストで"もうひとつの共通のこと"が浮かび上がってきたとき!それがまた彼女たちの鍵であり、大きな希望だったことがわかり、感動に至りました。
Cartouche
2010年11月19日

何もかも飲みこんで、微笑むということ
「微笑みに出逢う街角」 過去に囚われながら、過ごす日々。そのままやり過ごすことも出来た。名声にあと少しで手が届きそうだった。復讐に生きた虚しいこれまで。3人の女性の人生を、並べて描きながら激しく自分を表現する2人と対照的に寡黙なソフィア・ローレン演ずる女性を突き放すような冷めた対象としてカメラは静かに追っていく。
soramove
2005年4月17日

映画: 微笑みに出逢う街角
★★★★ 非常に緊張感の高い状態が続く主婦の話。成長物語としてとらえて良さそうなカメラマンの話。サスペンス仕立てのチェリストの話。3人とも理由は様々ですが、それぞれ暗い忌避してきた過去を持っていて、これを清算(贖罪?)することで自らの現状(とても閉塞された状況)を打開して新しい未来をつかむお話です。
Pocket Warmer
2005年3月14日

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