バグダッド・カフェ:作品を観た感想(3)

バグダッド・カフェ(’87)
作品テーマ曲としてのしっくりフィット感、そして背景の乾いた風景をある種詩的に見せるような、全体にややグリーンがかった独特の映像、の印象。久々に見て、なかなか色んな意味で意外と味わいあった作品でした。
Something Impressive(KYOKOV)
2013年10月9日

『バグダッド・カフェ』
「バグダッド・カフェ」と言えば"Calling You"砂漠の町バグダッド、遠くから聞えてくるあのメロディ。乾いた心にそっとオアシスを運んでくるような、そんなイメージ。思いっきり黄かぶりを効かせた映像色は、砂埃(という現実)の向こうに見える、疲れた人々の心象風景だろうか。歌詞に出てくる「壊れたコーヒーマシーン」も印象的な小道具のひとつとして登場している。心にぽっと花が咲いて、ふっとやさしくなれるような。多くのファンを持つ、素敵な一作です。
シネマな時間に考察を。
2010年3月22日

『バグダッド・カフェ』の淋しい男
ドイツからの旅行者−−ジャスミンの夫は、大団円の中にはいない。実は映画の前半に、ジャスミンが夫とのよりを戻せないだろうことを示す伏線がある。ジャスミンを調べた保安官は、調査結果を記録している。夫の仕打ちが判ったからこそ、ジャスミンは1度は離れたバグダッド・カフェに再びやって来たのだろう。しかし夫は冷たいだけの男なのか。忘れてしまって良い存在なのか?そもそも妻と二人でディズニーランドに行こうというのだ、そんなに悪い男とも思えない。それでも夫は孤独なままだ。八方丸くは収まらないのである。
映画のブログ
2010年1月4日

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