生きる街:作品を観た感想(1)

生きる街
★★★ 華やかな芸能人という印象が強い夏木マリさんが、地元育ちの普通の中年女性を、ちょっとがに股歩きで演じている。東北の方言もかなり上手で、化粧っけがなくても眉などは、芸能人のそれだし、貫禄が滲み出ていて良かったです。この映画では、人と人との触れ合いの在り方が、様々な視点で描かれている。東日本大震災を劇化することも、映画に課せられた使命だと思います。取材、仮構、やがて映画として現れる、本当に居る人たちの代理のキャラクターと物語。本作が対象としているのは、もはや震災の直接的な被害よりも、7年経ったところでも消えないトラウマや、生きあぐねであり、そういう現在性にもなるほどと思わせられました。
映画に夢中
2018年3月17日

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