男はつらいよ・寅次郎恋愛塾:作品を観た感想(1)

『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』 (1985)
ハマ婆さんを寅さんが助ける、“無償の善意”が本作を覆うテーマとなる。本作は、寅さんが献身的な“無償の善意”の体現者となる分、本パターンの味であるマドンナへの未練や「2番手の方が気楽でいい」といった複雑な情感は薄めである。笑わせてくれるのは、民夫の故郷、秋田を舞台にしたドタバタのクライマックス。寅さんに「平べったいカニみたいなヤツ」といわしめる民夫役の平田満のコメディリリーフな上手さも、絶賛に値しよう。今回特筆すべきは何といっても、関敬六が扮する寅さんのテキヤ仲間ポンシュウのまさかの大活躍!
相木悟の映画評
2014年10月11日

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