ウインドトーカーズ


★★★
[アクション] [SFX] 感動 ストーリー 音楽ダンス

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監督:ジョン・ウー フェイス/オフ M:I-2 レッドクリフ Part I レッドクリフ Part II 未来への最終決戦
出演者:
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フランシス・オコナーピーター・ストーメア

あらすじ:
1944年太平洋戦争、サイパン島。 海兵隊員エンダース軍曹にナバホ族の暗号通信兵ベンを護衛し暗号の秘密を守れとの任務が与えられるが…。 戦争アクションヒューマンドラマ。 暗号を“生きて”敵に渡してはならない――

ナバホ語の暗号について
アメリカ先住民(ネイティブ・アメリカン)にはさまざまな部族が存在するが、その中でも最大規模のナバホ族。 第二次世界大戦中に開発され使用されたこの暗号は211種の使用頻度の多い軍用語や表現をナバホの基本的な言葉を使って表したもので、例えば、ナバホ語の“くじら”が戦艦、“鉄の魚”が潜水艦、“鶏鷹”が潜水爆撃手といった具合である。 これらの用語以外のものは、アルファベットのひとつひとつの文字を象徴するナバホの言葉が選ばれ、これらをつなげて言葉がつづられた。 例えば、ナバホ語の“apple”または“ant”がアルファベットの“A”、“barrel”が“B”、“cow”が“C”といった形式で“Z”まで続いた。
暗号が解読されなかった理由に、ナバホ語の複雑さと微妙なニュアンスがある。 わずかな発音や抑揚の違いで全く違う意味の言葉になってしまう。 さらに、文字が無いため、日本軍が調べようにも記述された資料が皆無だったのである。

1942年、29名のナバホ族出身者がサンディエゴの海兵隊新兵本部での基礎訓練を終了し、その後、彼らはキャンプ・エリオットへ暗号開発の為に派遣された。 最終的には、400名にものぼるナバホの男子が暗号通信の訓練を受け、太平洋戦線でコード・トーカーズとして活躍した。
その有効性と将来の戦闘での使用を考慮して(朝鮮戦争でも限られた範囲内だが再使用された)、コード・トーカーズは自らの任務について口外することを禁止され、暗号の存在自体も1968年まで公表されなかった。 そのため、コード・トーカーズの功績も長年讃えられることがなかったが、ついに、2001年7月26日、暗号を開発した第一期海兵隊コード・トーカーズの29名がジョージ・W・ブッシュ大統領から名誉勲章を授与される栄誉を受けた。

2002年製作 米 (134 min)
原題:WINDTALKERS

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