塀の中のジュリアス・シーザー


★★★
感動 ストーリー 音楽ダンス

作品を観た感想 (5)

監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ サン・ロレンツォの夜 父 パードレ・パドローネ グッドモーニング・バビロン!
出演者:
(レビッビア刑務所受刑者、他)

あらすじ:
イタリア・ローマ郊外にあるレビッビア刑務所の重警備棟。 毎年恒例の演劇実習の新しい課題がシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」に決定し、オーディションで配役が決められた。 刑務所内の劇場が改修中のため、所内の様々な場所で行われる稽古、外部の一般観客を迎えての披露公演の様子を撮影した、モノクロ&カラーのハーフ・ドキュメンタリー。 ≪いま、刑務所はローマ帝国へと変貌する≫

ベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)&エキュメニカル審査員賞、アカデミー賞外国語映画賞イタリア代表、他受賞

役者として登場するのは、ほとんどがマフィアに所属していたような終身刑の重犯罪者たちなので、立っているだけで貫録十分! ローマ人だけに彫も深い! まるで根っからの役者のように、生き生きとシェークスピア悲劇を演じています。 隔絶された世界での芝居の稽古が、現実の受刑生活に影響を及ぼしてゆく様子も描かれています。

2012年製作 伊 (76 min)
原題:CESARE DEVE MORIRE

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